見慣れているはずの笑顔に、
私の何かが大袈裟に反応する。
時が止まったように消えた音が 途端に戻ってきて、
耳鳴りがした。
三毛屋〇〇
黒尾鉄朗
三毛屋〇〇
校門で幼馴染二人を待っていると、
制服に着替えたテツが歩いてきた。
三毛屋〇〇
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
三毛屋〇〇
目が合って、思わず逸らす。
さっきの違和感が残ってて、
距離感が掴めない。
必死に平静を装いながら
心の隅でゲーム好きな もう一人の幼馴染を恨んだ。
黒尾鉄朗
三毛屋〇〇
黒尾鉄朗
三毛屋〇〇
ゆったりと歩き始めるテツの隣を
並んで歩く。
私のペースに合わせて 長い足を持て余すのも
いつもの事なのに、
何故か胸がキュッと苦しくなった。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
しばらく無言で歩いてると、
テツから話題を振られた。
寄りにもよって違和感の原因の話。
三毛屋〇〇
黒尾鉄朗
ううん、すごかった。
普段あんまりスパイクを 打たないからこそ、
本当は心の中で感嘆した。
いつもは言える褒め言葉も、
喉がしゅわりと縮んで 言えなかった。
コメント
3件
意識しちゃってどぎまぎしてる感じが、もう最高でしたッ!!喉がしゅわりと縮んで、の表現凄すぎませんか!?もう好きです((
喉がしゅわりと縮んでっていう表現の 仕方大好きですぅッッ💗 胸がきゅっとなるってことはやっぱり 恋してるって言うことなのか‼️ ほんとに癒されます🙈💭