最初は、みんな優しかったんだ
お母さん
霄
お母さん
嬉しかった、だから
霄
なんて、軽率な言葉を口にした
お母さん
霄
でも、時が経つにつれて
お母さん
霄
お母さん
お母さん
プツンッ…何かが切れた音がした。
霄
お母さん
それからというもの、私は成績をトップで保ち、運動も出来るようにした。
沢山みんなから褒められて、嬉しかった。
でも、
中学2年生になった頃には、もう遅かった
モブ子
霄
モブ子
霄
モブ美
モブ花
モブ美
モブ花
モブ美
モブ花
モブ美
また、まただよ。
妹だからって、
私自身を褒めてくれないの
ッ…なんでお兄ちゃんだけ
モブ子
霄
また作り笑い
本心で笑うことなんて少ない
霄
モブ子
タッタッタッ
霄
霄
霄
白布賢二郎
霄
霄
シュンッ
白布賢二郎
あれから何ヶ月かして、訳あって女バレに入ることになった
なんか授業でバレーやった時に主将に目つけられてたとかなんとか
すっごいお願いされたから仕方なく入った
霄
バレー部員
霄
ジャンフロだ
見事成功して、相手のコートに当たる
バレー部員
霄
バレー部員
霄
バレー部員
バレー部員
霄
正直嬉しくない。
どうせ、お兄ちゃんの妹だから
どんなに上手くたって、そう言われる
…本当に、兄が嫌いだ
霄
いやいや入った部活でもちゃんと行かなきゃいけないので、午後練を終わらして帰宅した
いつも、お兄ちゃんが帰ってくる前に帰宅するようにしている
だって、嫌いだから。会いたくないし
朝だって、少しずらしていってる
大変だけど、仕方ない。
霄
靴を脱ごうとすると、隣にお兄ちゃんの靴があることに気がつく
霄
リビングをそ〜っと除くと、ソファにお兄ちゃんが座ってる
霄
霄
白布賢二郎
霄
白布賢二郎
霄
仕方なく答えることにした
白布賢二郎
霄
白布賢二郎
霄
白布賢二郎
霄
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
白布賢二郎
霄
霄
白布賢二郎
霄
ガチャッ
霄
霄
霄
霄
霄
霄
霄
"妹"じゃなくて、私自身としてみて