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此処にはぺんちゃんが好きそうなお菓子なものが沢山置いてあり楽しそうだと思った
けれども先ほどまで感じられていた温もりが俺の手にはない
猿山 らだ男
俺はいない事に気づいた瞬間走り出した
取り敢えずゲームセンターを一通り見たがそこにはペンちゃんの姿は一切なかった
ダッダッダ!
走りながらペンちゃんがいないか見ていると先生と遭遇してしまった
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
どうやら先生も気付いたようで何も言わずに探しに行ってしまった
だから俺は先生が行った反対方向を探すことにした
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
俺だから大切な親友を流石に迷子にはしないだろうと思ったが
ぺいんとは中学校の頃よりだいぶ好奇心が旺盛で俺も今と比べたらまだ世間を知らない
判断を間違えてしまった俺の責任でもある
猿山 らだ男
後悔してももう遅い。今はペイントを見つけ出す事に集中しなければ
数分後ペイントを見つけることができたが問題があった
猿山 らだ男
天乃 母
天乃 海斗
遠くだから会話はわからないがあの人の顔は昔ぺいんとの家で遊ぶ機会があって見たことがあるがぺいんとの母だ
この世界のペイントはどうやら小学2年生の時から神隠しにあって行方不明だとぺいんとの親に電話をかけて知った
猿山 らだ男
猿山 らだ男
出会う可能性を考慮していなかったと言えば嘘になるが大丈夫だと思った
しかし蓋を開ければどうだ?
猿山 らだ男
猿山 らだ男
そんな事を思っているとぺいんととぺいんとの母が別れ、こちらに向かっている事に気がついた
天乃 海斗
猿山 らだ男
天乃 海斗
天乃 母
猿山 らだ男
俺も実はこの状況を飲み込めていないがコレは絶好のチャンスだ
猿山 らだ男
天乃 母
猿山 らだ男
天乃 母
天乃 母
猿山 らだ男
天乃 母
天乃 母
猿山 らだ男
説明している間ぺいんとは何も言わずだって俺の足にひっついていた
天乃 母
猿山 らだ男
その後簡単な話をした後ぺいんとを抱っこしてその場を後にした
その時後ろ姿だがぺいんとの父親らしき人と弟の呂戊太の姿を見みた
広く中学生のおれが見つけやすい場所に来て見たが先ほどからぺいんとの元気が無い事に気がついた
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
天乃の母がそんな事を言う人じゃ無いのは知っているがこのペイントの落ち込み具合から嘘を言っているようにも思えない
天乃 海斗
天乃 海斗
天乃 海斗
ぺいんとは昔から自己犠牲が激しいやつだっただから今回も自分が諦めようとしている
こうなったら原因は差し詰め同い年の呂戊太がその場にいた事による物だと考えられるが此方にとってはこれ以上ない好都合だ
猿山 らだ男
猿山 らだ男
だから俺はそれを全部利用して今度悔いのないように接しよう。 此処には弟という存在もいないのだから
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
大粒の涙を流しながらぺいんとは俺の提案を受け入れてくれた
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
その数分後に中学生の俺が真っ青な顔で走ってきた
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
猿山 らだ男
よっぽど心配したのだろう 安心感から涙が出ているのを確認した
天乃 海斗
猿山 らだ男
泣き止んでいたはずのぺいんとも俺が泣いている姿を見て泣いてしまい泣き止ませるのに苦労するのは後の話
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