EPISODE 2
今日は取っていた講義は午前だけ
講義が終わったあと
1人で大学近くのカフェに寄り道をする
麻倉清香
せっかくならここで論文を仕上げてしまおうか、
そう思ってカフェラテが出てくるまでの時間で空いてる席を探す、
麻倉清香
道路に面した窓際の席
明るく白い光が1人を照らしているように見えた、
よく見るとそれは見た事のある人で、
吸い込まれるようにその人の方に行こうとしてしまっていた、
「カフェラテホイップ追加で ご注文のお客様〜」
足を1歩だけ踏み出そうとした時 店員さんが私を呼んだ
麻倉清香
「ごゆっくりどうぞ」
店員さんの挨拶に軽く礼をして
窓際の席に向かう
麻倉清香
私が何故か恐る恐る声をかけた 相手、
それは
阿部亮平
阿部亮平
朝の話題だった阿部くんだった
麻倉清香
麻倉清香
ちらっと机を見ると
そこには同じく論文を書こうとしているであろうノートパソコンが開かれていた
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
びっくりしたけど
私も独りだと寂しかったから ちょうどいい、
麻倉清香
阿部亮平
そう言って阿部くんは自分の向かい側の席を広く開けてくれる
麻倉清香
カフェラテを置いて 鞄からノートパソコンを取り出す
阿部亮平
麻倉清香
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
単純に驚いた、
どうしてだろう、
驚いたのにも関わらず すぐに嬉しさが込み上げてくる
麻倉清香
動揺と照れ隠しで言葉が途切れる
阿部亮平
阿部亮平
私に微笑みを向けた瞬間
何故か彼の方が嬉しそうに作業を始めだした
麻倉清香
私も早く終わらせられるように 調べたことと自分の感想を ひたすら文章にしていた
2時間後
麻倉清香
阿部亮平
麻倉清香
さっきまでは特に競う様子も 競う約束もしていなかったけど
なぜだか阿部くんより先に終えられて誇らしかった
阿部亮平
麻倉清香
麻倉清香
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
なんだろう、
どこかで聞いたことのあるような内容、
思い出せそうになって喉の奥で突っかえる、
麻倉清香
その内容は、
麻倉清香
阿部亮平
でも阿部くんは統計学の講義を受けてたはずじゃ、?
麻倉清香
阿部亮平
口元に人差し指を立てて言ってくる
麻倉清香
阿部亮平
私は今
阿部くんの心が気になっている、
きっとそれは、
阿部くんの考えてることが読めないからということもある、
だけど、
それ以上にこの短時間で阿部くんのことを今までより知ったからもある、
そして私は
この短時間で自分の胸が締め付けられるような気持ちになっていたから
なのだろう、
私は家に着くまでの一人の時間に
気がつけば
麻倉清香
そう言っていたんだ、
きっとこれが、
私の本音なのだ、
EPISODE 3まで ❤400以上
投稿最近遅くなっててごめんなさい💦
❤連打や感想💬たくさんお待ちしております👐🏻💞
コメント
18件
待って、やばい腰砕けた(え
おいおい。阿部担ぶっ倒れるぞ あざとすぎるやろ
続きが楽しみです!