テラーノベル
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prは、今日もtgに捕まっていた。
tg
tg
pr
そういいながらも、prはノートを覗き込んで、丁寧に説明している。
……優しい声。
それを見ているmzの胸が、じわっと重なる。
mz
自分でも嫌になるくらい、くだらない考えだった。
昼休み。
mzが教室を出ようとした瞬間、背後からtgに話しかけられた。
tg
振り返るとtgはいつも通りの柔らかい笑顔を浮かべていた。
tg
断れない空気を、tgは作るのが上手かった。
tg
人気の少ない廊下でtgは言った。
tg
mz
tg
tgは肩をすくめる。
tg
その言い方に、mzは少しだけ引っかかった。
mz
tg
tgはキョトンとする。
tg
tg
ずるい言い方だ。
「prが、俺に頼られたりしても嬉しそうなのは、お前が冷たいからだよ」
遠回しに、そう言いたいのだろう。
mz
tg
tgは被せ気味に言う。
tg
tg
その一言が、胸の奥に落ちて音を立てた。
放課後。
昇降口でprを待っているmzに、またtgが話しかける。
tg
mz
tg
tg
mz
tg
tgはスマホを見て、わざと画面をmzに見せる。
pr
tgは軽く笑った。
tg
mzの指先が少し震える。
mz
tg
tgは悪びれず続ける。
tg
それは、mzがprに’’選ばれなかった’’事実を優しさで包んだ言葉だった。
tg
tgは当然のように言う。
mz
tg
その言葉に、mzは何も言えなくなる。
帰り道。
tgはmzの一歩前を歩きながら、ふと立ち止まった。
tg
mz
tg
tgは振り返って微笑む。
tg
胸がきゅっと締まる。
tg
tg
それは、責めてないフリをした断定だった。
tg
tgがため息をつく。
tg
その言葉はmzの心を完全に刺しに来ていた。
家に帰って、 mzは何もせずにベッドに座っていた。
prからの連絡はない。
mz
そう思ってしまう自分が1番嫌だった。
一方その頃。
ktyはスマホを握ったまま、既読のつかないmzとのトーク画面を見ていた。
kty
つぶやく声は少し低い。
普段はどこか抜けているのに、こういう時だけ妙に鋭かった。
kty
それでもktyはmzに追撃の連絡をしなかった。
今は、’’待つべき時じゃない’’とわかっていたから。
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