今日も学校が終わり
教室も静かだ…
今日、あつやは
ある女子に告白しようとしていた…
そのことについての出来事だ…
あつや
ふぅ………(緊張する……)

あつや
あのさ…

あつや
瑠奈、ずっと君のことが好きでした…!!!僕で良ければ付き合ってください!!!!!!!

あつや
(やばい…めっちゃ緊張した…心臓バクバクだ…)

瑠奈

瑠奈
あつや…気持ち伝えてくれてありがとう…

瑠奈
でも…ごめん…

瑠奈
(どうしよう…気持ち伝えてくれたけど私、あつやのことは恋愛的に見てなかった………)

瑠奈
あつや…ごめん…あつやとは付き合えない…

あつや
そうか…正直に言ってくれてありがとう…正直に言ってくれたら諦めがつくからさ…

ポツポツポツポツ…
あつやの涙が
教室の床に垂れた
瑠奈
あつや…泣いてるよ

あつや
え、…(俺、泣いてるの?…自分では分からないのに勝手に泣いていた…)

瑠奈
ホントにごめんね…

あつや
いや…正直に伝えてくれてありがとう…………

瑠奈
う、うん…

あつや
じゃあ、友達としてこれからもよろしくね!

瑠奈
うん!もう少し時間経てばもしかしたら気持ち変わるかもしれないしね!

一年後…
俺たちは中学3年生になった…
未だにあの時のことは覚えている…
僕はまだ瑠奈が好きだった…
いつか付き合えることを願って…