当然
俺の目の前に
小さな
小さな
お姫様が舞い降りた。
これは
平凡な日常に飢えた男と
可愛い割には、家事すらできない女の子の
おはなし。
空生(らい)
おーい
幸来(こうき)
あ、空生。どこいってたんだよ。
空生(らい)
女のとこ
幸来(こうき)
……またかよ。俺しらねぇーぞ。
空生(らい)
女が寄ってくんの。てか今回の女は本気でムカついた。幸来癒して。
幸来(こうき)
知らないよ。って!あぶ
バフッ
萌(もえ)
痛っ!
愛花(まなか)
わっ!ちょっ?!
幸来(こうき)
え?!だ、大丈夫?!
空生(らい)
お、おい、、
派手に転んでる。
って、ちっこいな。
萌(もえ)
ちょっと!デカイのよあんた!
空生(らい)
うるさい、チビ。187とか普通だから。
幸来(こうき)
いや、なかなか大きいよ。俺なんてまだ179だからね。とりあえず謝ればか。
空生(らい)
っち……行くぞ。
萌(もえ)
はぁ?!なに?!謝りなさいよ!
愛花(まなか)
ちょ!落ち着きなって!
空生(らい)
うるさいぞチビ。俺の視界に入らないものは全部地面なんだよ。
萌(もえ)
なによ?!私が地面だとでもいいたいわけ?!
空生(らい)
誰もそんなこと言ってないんだけどw
萌(もえ)
あんたきらい!
空生(らい)
はいはーい。
この出会いが
俺たちの青春の幕開けだった。
それを知るのは
もう少しあと🌹
幸来(こうき)
(面白いことになりそうだ笑)