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寧々ちゃん

うぅ…

寧々ちゃん

ここどこーっ!??

  こんにちは! 知らないところには結構迷子になりやすい八尋寧々です!

旧校舎の教室の扉を開けたと思ったら、知らないところにいました。

寧々ちゃん

ここって…この前夏彦先輩と迷子になった"どこでもない場所"…?

そこには色々な扉があった。

寧々ちゃん

もっけちゃん達がいない…?

寧々ちゃん

(前にここに来たときは沢山いたのに…)

寧々ちゃん

とりあえず!前回みたいに扉を探さなきゃ!

寧々ちゃん

よーしやるぞぉ!えいえいオー!

数時間後…

寧々ちゃん

はぁ…はぁ…

寧々ちゃん

(見つからない…)

寧々ちゃん

ここに来てからどれくらい経ったかな…花子くんからすぐ連絡が来ると思ったのに…

寧々ちゃん

全然来ないし…

寧々ちゃん

もしかしたら私このまま…

寧々ちゃん

……

寧々ちゃん

そんなことあるわけ無い!!花子くんがすぐ迎えに来てくれるはず!それまでは私も頑張らなきゃ…!

再び気合を入れて、歩き出す。

ピチャン

寧々ちゃん

寧々ちゃん

いま水の音が聞こえたような…でも境界じゃないから水は張ってないし…

寧々ちゃん

( ゚д゚)ハッ!

寧々ちゃん

もしかしてどこかの境界に繋がる扉があるんじゃ…!

水の音がした方へと走り出す。その瞬間ー

寧々ちゃん

ガクッ

寧々ちゃん

え…

視界が下へと下がった。膝が曲がった時の感覚と同じ、でも違った。

膝が曲がったんじゃない…落ちていってるのだ。

真下にある、水たまりのなかに

寧々ちゃん

キャッ…

寧々ちゃん

ゴポッ…

寧々ちゃん

!!

寧々ちゃん

(魚になっちゃう!)

けれどそれは一瞬で__

寧々ちゃん

………

さっきの水の冷たさから開放される。

寧々ちゃん

あれ…

目の前にはコンクリートで固められた道路のような地面があって、私はそこに手をついて座り込んでいた。

ザーッ ポタポタ

寧々ちゃん

(雨…?)

???

やぁ

寧々ちゃん

え…

太宰

君も雨宿りかい?

"お嬢さん"

目の前には、少し濡れた男の人が立っていた。

♥よろしく!

誤って文ストの世界に来てしまった花寧々

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