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不器用な君へ

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不器用な君へ

2 - 〘2〙俺の気持ち

♥

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2020年09月12日

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スマイルside

俺は一目惚れした

窓際の彼女に

俺は話しかけに行った

行動力はある方だと思ってる

スマイル

君なんの本読んでるの?

○○

えぁ?私ですか?

スマイル

うん

○○

えっと推理小説ですね

スマイル

本読むの好きなんですか

○○

まぁ、暇な時読む感じですね

スマイル

へ〜

こんな短い会話だが

俺は毎日話しかけに行った

いつの間にか彼女とは

本屋さんに行く仲になっていた

オススメの本を言い合って

俺は最高に幸せだった

でもその幸せは

そう長くは続かなかった

○○

スマイルさん…いいですか?

スマイル

ん?なに

○○

あの…明日転校する事になりました

○○

いままでありがとうございました

スマイル

は?

スマイル

ほ、ほんとかよ

○○

(。_。`)コク

○○

ごめんね…

○○

ダッダッダ

スマイル

待って

俺は何も出来なかった

ほんとに愚か者だ…

毎日の彼女との日々は

一瞬で消えていった

俺は高校三年生になった

もうそろそろ卒業だ

彼女のことは

1ミリたりとも忘れたことは無い

なにか偶然が重なって

また会えたらいいなって

俺はいつまでマイペースなんだろって

行動力はある方だとおもってたんだけどな

彼女と一緒に卒業したかったな

彼女の笑顔がまた見れたらいいな

願うだけ悲しくなって

自分の愚かさに

腹が立つ

忘れてしまおうなんて

考えた事はなんどもあった

でも

でも

忘れられなかったんだよ

いや

忘れたくなかったんだよ

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