アルフレッド
なんで君がここにいるんだい?アーサー。
アーサー
なんで、とはひでぇな。ただ俺は菊に逢いに来ただけだ。
アルフレッド
······菊なら、今は話せないよ
アーサー
ほぉ、?随分悪ぃ状態みたいだな。何処の誰のせいでこうなったんだか
アルフレッド
·······何が言いたいんだい?
アーサー
いや?お前には関係ねぇ話だ。とりあえず、俺は菊の所へ行く。そこをどいてくれねぇか?
アルフレッド
·····くれぐれも、余計な手出しはしないで
アーサー
わぁってる
アーサー
……随分とまぁ、ひでぇ状態にさせられたもんだな
アーサー
菊、寝てんのか
菊
········おきて、ますよ、
アーサー
!起きてたのか、。悪ぃ。起こしたか?
菊
····いえ。元々起きてました。すみません、体が起こせず、この状態で話すことに、
アーサー
別に構わねぇよ。
·····昔の強いお前はどこいったんだか
·····昔の強いお前はどこいったんだか
菊
·····もう、昔みたいに、強くは無いです。だいぶ落ちぶれましたよ。私も、
アーサー
·····昔みたいに、強いお前のままでいて欲しかった
菊
···国は弱くなるものです。逆に、貴方は強くなっているじゃないですか。私も、貴方には弱いままでいて欲しかったですよ
アーサー
·····は、お互い様だな
菊
そう、ですね。····昔はどれだけ楽しかったか。私たちが幼い時は、どれだけ、
アーサー
··········
菊
···ほんとうに、なぜ、
菊
わたしは、国なんでしょうか
アーサー
······お前も、同じように考えていたのか
菊
昔は、貴方の言葉の意味が分からなかった。小さかったわたしは、国であることに誇りを持っていた。しかし、、小さかった貴方は、国であることを嫌がっていた。その理由が、分からなかった、
菊
だけど、今は痛いほどに分かります、
アーサー
·····確か、昔、俺らは、