テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

星奏恋譚

一覧ページ

「星奏恋譚」のメインビジュアル

星奏恋譚

2 - 星降る夜のはじまり

♥

15

2025年11月12日

シェアするシェアする
報告する

案内人

早速始まるぅ!

莉犬くん

 

るぅと

 

ころん

 

さとみ

 

ジェル

 

ななもり。

 

夜空は紫に染まり、王都ルミエルの上に、幾千もの光の粒が舞っていた。  それはただの星ではない。魔法の国では、星は心の願いに反応して輝くのだ。  その夜、六つの光が一つの塔に集まっていた。  「すとぷり学園」と呼ばれる、音と魔法の学び舎。  明日の祭典《星奏祭(せいそうさい)》に向けて、六人の若者が再び顔を合わせる。

赤い髪をふわりと揺らしながら、窓際で魔法の譜面を覗き込む。

莉犬くん

ねぇ、今回の曲、ちょっと難しくない?

魔法音符が宙に舞い、子猫のような光を残す。

金色の杖を片手に微笑む。

るぅと

大丈夫。僕が調整するよ。
莉犬の音は、いつもいちばんきれいだから

優しい言葉に、莉犬は頬を赤らめた。

窓辺の二人を見ながら、呆れたように肩をすくめた。

さとみ

まったく、恋の魔法かよ。練習しないと間に合わねーぞ

ジェル

まぁまぁ、青春ってやつやな〜。
俺らもそろそろ本気出そか

関西訛りの魔法使いは、杖をくるりと回して、青い光を散らす。

リーダーの彼は、みんなを見渡しながら言った。

ななもり。

今年の《星奏祭》は、ただの演奏会じゃない。星の王妃が来るんだ。
選ばれたチームには、ひとつだけ願いが叶えられる

その瞬間、全員の瞳が輝いた。

ころん

願い?じゃあ僕、世界一の魔法歌手になる!

明るく笑うころんの背後で、小さな星が弾ける。

けれど――その光の奥に、一瞬だけ暗い影が揺れた。

??

、、、

六人の少年たちは知らなかった。  この《星奏祭》が、彼らの運命と恋を大きく揺るがすことになるなんて。  それぞれの想いが交差する、  恋と魔法の物語が、今はじまる―。

この作品はいかがでしたか?

15

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚