桜永
ずっ~と!…我慢してた

桜永
でも、やっと…復讐できるの…

桜永
だから、誰も邪魔しないでね…

お母さん
やめなさい!桜永!

桜永
無理だよ!

お父さん
桜永!何かの間違えなんじゃないか?お父様とお母様は、何もしてないだろ?

お父さん
な?な?

桜永
うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい…うるさい

桜永
もう…無理だよ

桜永
結局は、殺してもいいの…

桜永
正当防衛だからね,笑

桜永
それでも、殺してないからありがたいと思ってくれる?

桜永
あんた達のわがまま聞くの飽きた

桜永
勉強しなさい

桜永
成績1位とりなさい

桜永
女の子なんだから、手芸とダンスをしなさい

桜永
サッカーは、男の子だからするな

桜永
可愛くいなさい

桜永
良い子でいなさい

桜永
サッカーは、2度とするな

桜永
女の子なんだから、サッカーを諦めなさい

桜永
友達と遊ぶのはダメ

桜永
敬語を使いなさい

桜永
お母様とお父様と呼びなさい

桜永
これ、今まで聞いたお願い

桜永
いや、わがままだネ…笑

桜永
でも、聞かなかったら殴る蹴る外に追い出す

桜永
こんな事して、楽しかった?

桜永
取り敢えず、軽めにして殺してあげる

桜永
ボコッバキッボコッバキッボコッバキッボコッボコッボコッボコッボコッボコッボコッボコッバキッボコッバキッバキッ

お母さん
ゔぁ"

お母さん
バタッ

桜永
よっわ!

お父さん
夏美!…(泣)

お父さん
お前…実の母親を…

桜永
でも、お父様には…他にも沢山の女が居るじゃん

桜永
もちろん、お母様にも沢山の男がいるわ

お母さん
け…い…………………さ…………つ

桜永
呼んでも無駄

桜永
選択肢は、少なくとも2つ

桜永
1つ目…このまま、死ぬ

桜永
2つ目…警察に通報して自分らの昔の事を言って殺してもらって死ぬ

桜永
どちらにしろ…死ぬね

お父さん
お前も…警察…

桜永
残念…先にしてきたのが貴方達だから正当防衛でね…

お父さん
クソ…

お父さん
夏美守ってあげれなくてごめんな

お父さん
俺も…そっちに行くよ…

桜永
はい…包丁…

お父さん
ありがとな…

お父さん
それと…桜永…

桜永
なに

お父さん
今まで…ごめんな…

お父さん
殴ったり…蹴ったり…外に追い出したり…虐待をしてしまってごめんな…大手企業の社長になってから、調子に乗って…お前を…桜永を…傷つけてしまってごめんな…お前の事を考えずに…お前を…今さら…後悔してもな…笑………桜永と夏美と俺三人で遊んでいた小さい頃に戻りたいな~…冴くんと凛くんとも元気にするんだぞ……嗚呼…思い出してくるな…桜永が生まれた時…夏美と俺は、号泣して…医者と看護師を困らせてしまったって…笑………それくらい………愛していたのに…途中から…道を間違えてしまっていたな…ごめんな…桜永…ダメな父親で…桜永…父さんの願い叶えてくれるか?叶えてくれるなら、桜永に言いたい事があるんだ

桜永
なに…

お父さん
お前は、昔から凛くんの事が好きだったよな?凛くんと…もちろん冴くんとも仲良くするんだぞ…それと、1番叶えてほしい事がある…幸せに平和になりなさい…笑
そして、好きな事をた~くさんしなさい…

桜永
サッカーも…?

お父さん
あぁ…しなさい

お父さん
最後に桜永…

お父さん
俺は、桜永の事を殴ったり蹴ったり虐待をしてしまった…それは、今でも後悔している…だが…それは父さんなりの"愛"と思ってくれるか?父さんは、桜永の事世界で1番いや…銀河1だ~い好きだよ…これは…嘘じゃない…本当の事だ…愛してるよ…桜永…

桜永
ッ…(泣)

その時、お父さんの目は本当で凄く嘘のない目だった…そして、話をしている時お母さんのせいに1回もしなかった…それを思うと私は涙が出てきた…死んでほしくないと思った…
お父さん
じゃあな…桜永…ニコッ

桜永
ダメッ!待って…!お父さん!

桜永
死んじゃいや!

お父さん
グサッ

さっきまで…生きていたお父さんが…死んでしまった…さっきまで…死んでほしかった。でも、話をしてみたら本当の愛があると知って…殺そうと思えなかった…でも、お父さんは、自分で自分の腹部を引き裂き包丁で刺した…そして、死んでしまった…嫌だったそう、結局は私もお父さんとお母さんのことが好きという事…お父さんに教えて貰った最後の教育…人は、必ず愛がある…
これも、全部お父さんのちょっとした、罪滅ぼしと思った…
お父さん
ごめんな…桜永…

俺は、本当に桜永に酷いことをしたと思っている…こんな事するなんて…父親失格だ…いっその事自分を恨みたい…ごめんな…桜永…俺は、桜永に自分は、桜永を愛していると言い自分の腹部を刺した…これで…許してくれ桜永…これもちょっとした父さんの罪滅ぼしなんだ…
玲王
桜永!

桜永
玲王!

玲王
お前…ころし…!

桜永
玲王…!違う!

桜永
私は、ただ…!

玲王
フッ…んなわけねぇよ~

玲王
ずっと…見てた…

桜永
恥ずいからやめて…

玲王
へいへい
