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主
主
主
ニキ
キャメロン
しろせんせー
りぃちょ
主
主
主
主
主
ずっと恋愛対象は女子だった
小学校で初めて好きになったのも女子
中学の時もずっとそうだった
けど自分から告白することはなくて
いつも相手が告白してきたら付き合う
そんな俺が高校生になって初めて自分から告白した相手
きっとこれは俺にとっての人生最大の恋
ニキ
雨が降る放課後 俺は初めて自分から告白をした
しかも男
いつもは告白をされる側なのに 今回は珍しく俺からだった
キャメロン
ニキ
ニキ
他に誰も居ない廊下で
緊張で震える手を隠しながら思いを告げる
キャメロン
ドラマとかでよく聞く決まり文句
それでもこの恋は諦められないなくて
もちろん最初から向こうに脈がないことは知っている
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
そうと決まればやることは決まってる
ニキ
ニキ
そう話したのがつい一年前の話
国語の授業時間
キャメロン
クラスメイト達
キャメロン
俺が好きになったのは 国語担当のキャメロン先生
2年になる今年の春に赴任してきて、 一目ぼれだった
俺の今までの人生でありえない選択肢だったけど不思議と嫌ではなかった
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメ先生に褒めてもらいたくて国語だけはいつも90点台
俺がいい点を取るといつも嬉しそうにするから
その顔を見たくていつも頑張って勉強する
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
キャメロン
クラスメイト達
りぃちょ
しろせんせー
欲を言えば補習を受けた方がキャメ先生と居れる時間が増えるけど
どっちかというと俺は...
放課後
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
キャメロン
ニキ
ほとんどの生徒が帰った放課後の時間
俺はキャメ先生にこうして褒めてもらいに行く
きっと先生にとっては生徒の一人にすぎないかもしれないけど
俺にとって先生は特別だから
補習で一緒にいる時間よりより俺は
こうして頭を撫でられながら褒めてもらう時間の方が好きだ
キャメロン
ニキ
これは俺とキャメ先生との秘密の時間
他に誰もいないこの空間でキャメ先生と 2人でいられるならそれだけで幸せだ
キャメロン side
赴任してすぐの頃男子生徒に告白をされた
前の学校でも女子生徒からが多かったから珍しくて
その時の事は鮮明に覚えてる
顔を赤くして震える手を必死に抑えながら俺に好きだという彼
もともと恋愛対象が男だった事もあって 別に気持ち悪いとは思わなかった
だけど俺は先生で彼は生徒だから 付き合えるわけがない
だから俺はいつもの決まり文句を言う
キャメロン
いつもならこれでみんな涙目になりながら諦めていく
きっと今回もそうなんだろう
なのに…
キャメロン
今回だけは何故か嫌だと思った
ニキ
キャメロン
ニキ
今までになかった状況に俺は呆気に取られてしまった
キャメロン
ニキ
キャメロン
キャメロン
ニキ
ニキ
その日から彼との不思議な関係が始まった
あの日を境に彼は
授業を真面目に聞き、テストも常に高得点
周りの先生たちも彼の変化に驚いていた
ニキ
キャメロン
キャメロン
ニキ
彼の頭を撫でたのは本当に無意識だった
今にしえ思えばきっとこの時の行動が まずかったんだ
その日以降彼はテストでいい点を取ると
俺の所へ褒めてもらいに来るようになった
普段かっこいいのにその時の顔があまりにも嬉しそうにするから
ダメだとわかっているのに俺もつい彼の嬉しそうな顔に絆されてる
そして彼の宣言通り好きになりつつあるのは今はまだ黙っておこう
月日が経ち卒業式の日
ニキ side
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ガラガラガラ
ニキ
キャメロン
キャメロン
ニキ
ニキ
ニキ
キャメロン
ニキ
手を差し出して頭を下げる
キャメロン
ニキ
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
その後俺はボビーたちに成功したと報告すると
すぐにおめでとうと返信が来た
それから数年後
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
キャメロン
ニキ
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
END
主
主
主
主
主
主
主