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初めて書きますが、見てってください
主です!
主です!
日向 翔陽
春。桜の花が舞い散る中、烏野高校の門をくぐった日向翔陽は、胸の高鳴りを抑えきれなかった。
日向 翔陽
俺が小さい頃に見た“小さな巨人”に憧れ、自分もいつかあのコートに立つと心に誓った。中学では練習相手すらおらず、ろくに試合もできなかった。それでも彼は、走って、跳んで、ひとりでネットの向こう側を夢見てきた。
烏野高校――かつて“落ちた強豪”と呼ばれたその学校は、今も尚、再起の火を灯そうとしていた。
日向はその火を、大きく燃やす一人になるはずだった。
だが、その希望は、初日から静かにひび割れ始めていた......
烏野の人
烏野の人
体育館の隅。初めてのバレー部見学で日向は、歓迎の言葉どころか、冷笑と疑問の眼差しに晒された。
日向は笑っていた。最初は、緊張のせいで気づかなかった。
日向 翔陽
日向
だが、翌日からだ。ボールが回ってこない。指示を無視される。わざと強いサーブを顔にぶつけられる。
烏野の人
ただの悪ふざけだ。最初はそう思っていた。
でも、それは徐々に悪意へと変わっていった。
誰かが用具を隠す。靴が濡れている。ロッカーに落書きされている。
練習後、ひとり掃除をしていた日向の背中に冷たい水がかけられた日、彼は初めて、笑うことをやめた。
日向 翔陽
烏野の人
日向 翔陽
日向 翔陽
菅原
日向 翔陽
気にしすぎていたのは、日向じゃなかった。
チーム全体が、暗黙のうちに一人の少年を“排除”していた。
――“小さな巨人”になりたかった。
だけど、今の自分は、チームにもコートにも居場所がない。
日向 翔陽
主です!
そんなある日。雨が降っていた。
グラウンドを走る声だけが校舎に響く。日向は、一人体育館の倉庫で雑巾を絞っていた。
日向 翔陽
呟きは、誰に届くわけでもなかった
日向 翔陽
バレーがしたい。ちゃんと、見てくれる場所で。
仲間がいて、競い合えて、成長できる場所で。
涙は流さなかった。ただ、その足で職員室に向かい、転校の意思を告げた。
日向 翔陽
日向 翔陽
主です!
日向 翔陽
武田先生
日向 翔陽
武田先生
日向 翔陽
日向 翔陽
日向 翔陽
日向 翔陽
日向 翔陽
それから数週間後
日向翔陽の姿は、白鳥沢学園高校のグラウンドにあった。
日向 翔陽
???
???
新しい環境、新しい強豪校。
そこには、牛島若利――全国トップクラスのエーススパイカーがいる。
この物語は、烏野に居場所を失った少年が、白鳥沢で“本当の強さ”を見つけていく物語。
そして、いつか世界に証明するのだ。
日向 翔陽
主です!
主です!
日向 翔陽
コメント
2件
烏野なにやってんの?
続きめっちゃ気になります! ありますか?! 最高です♪