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パプリカさん

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パプリカさん

4 - パプリカさん 3

♥

4

2018年06月14日

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るい

やめろよ

バッ!!

あきほ

あっ

あきほ

あんたの名前かいてあったんだけど

みこと

?!

みこと

ど、どうして?

るい

、、、

るい

俺は施設から連れ出された子どもの1人なんだよ

るい

だからパプリカさんのことだって詳しく知ってる

あきほ

え、あ、じゃあ

あきほ

そのノートって、子ども達のリストみたいなもん?

るい

まぁな

るい

てかお前やばいぞ

るい

ノート開いちまったってことは

ピコンッ

あきほ

え?

るい

おいまじかよ

ピコンッ

みこと

や、なに?

るい

ラインか、、、?

あきほ

私きてる

みこと

私も

るい

俺はきてない

あきほ

なんだろ、、、って!?

あきほ

い、いやぁぁあ!!!!!

るい

まさか

みこと

あ、、、ど、どうしたら、あぁ

るい

2人とも、パプリカさん呼ばれたのかよ!?

あきほ

まだ死にたくない!!!

みこと

ねぇるい、どうしたらいい?!

(私死んじゃうの?!)

るい

今どこまでメッセージきてる?

みこと

お、おいでみたいなところ!

あきほ

いや、もう無理なんだぁ!!

バンッ!!

バタバタバタ、、、

るい

あ、おい!!

みこと

どうしよう!あっちは崖が!

るい

お前は人のこと心配してる場合か!!はやく退出しろ!

みこと

そ、それが!できないの!

るい

?!

るい

と、とにかくあいつ追いかけるぞ!

みこと

あきほぉ!

るい

クッソあいつもう崖のとこまで!

みこと

お願いあきほ!こっちにきて!

あきほ

、、、るさい

みこと

あき、、、

あきほ

うるさい!

みこと

あきほ

あきほはねぇ、おかあさんのとこいくのぉ

みこと

っ!だ、だめ!

あきほ

はいはい

次の瞬間私の視界は真っ暗になった

それは私が意識を失ったからではなく

るいが私の視界をふさいだんだ

何かを私に見せないように、、、

でも、真っ暗になる前の一瞬私はみたの、、、

四つん這いになって崖から落ちるあきほを

みこと

い、いやだぁぁぁぁあああ!!!

あきほが死んだ

るい

落ち着いたか?

みこと

やだ、あきほ、、、嫌だよ

るい

おい

みこと

行くから私もいくよ、だって

るい

みこと

みこと

だって私も呼ばれたんだ!

るい

おい!

みこと

なんで?!私はなんでまだ死ねないの!?

るい

みこと!

みこと

、、、

るい

、、、ライン

みこと

るい

みせてみろ

みこと

うん、、

るい

おいこれ

みこと

?!

パプリカさんを呼ぶ時

?を10個並べて送り、

そのあと、おーいでおいで、と送る

でも私のラインには

?は9個しかなかった

みこと

そ、それじゃあ

るい

お前はしなない

みこと

う、うぅうう

るい

それにまだわからないとこがある

るい

今聞くのはあまり良くないが

るい

本来ならあきほは明日しぬはずだったんだ

るい

今日追加されたなら

みこと

今日じゃなかったってこと?

るい

わからない、が、、、

るい

確実にパプリカさんを止める方法が見つかった

みこと

え?

るい

俺のラインにパプリカさんを呼べ

みこと

、、、は?

るい

さっきのノートあるだろ?

るい

あれ、俺以外の子どもの名前全部斜線がひかれてたんだよ

みこと

ど、どういう

るい

パプリカさんは誰でも良かったんじゃない

るい

"俺たち"を連れて行きたかったんだ

るい

だから全員集まるまでこれは止まらない

みこと

じゃ、じゃあ

みこと

殺せってこと!?

みこと

そんなの嫌だよ!

るい

俺はお前が死ぬのが嫌だ

るい

だから頼む、パプリカさんを止めてくれ

みこと

そんなの、、、

みこと

他にも方法があるって!!

みこと

そ、それに、、、

るい

みこと

るい

みことがしてくれなくても、他がいる

みこと

え?

ダッ!

みこと

ちょ!どこ行くの!

みこと

るい!

るい

うん

みこと

ちょっと!

るい

悪い

そう言って私を見た彼は笑いながら泣いていた

みこと

!?

ピコンッ

みこと

え、、、

るい

本当に悪い

るい

今までありがとな

みこと

な、なんで?

涙が溢れてくる

るい

俺ずっとお前のこと好きだったんだよ

るい

だから

るい

ここでお別れなんて辛いよ

みこと

い、いや、、、

この感情はなに??

るい

お前いったよな?

るい

他にも方法があるって

るい

そうなんだよ

みこと

ど、、、して

るい

悪いな、俺は

るい

おかあさんにプレゼントを贈る係なんだよ

この感情は、恐怖を超えるなにか

るいは人じゃなかったんだ

るい

にしても、他の奴ら全員失敗して連れてかれてたなんてな…

るい

でも、まぁ、あと7人だ。

るい

あと7人…俺の身代わりになってくれよ…俺はまだ生きてたいからな

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