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おかめ
えっとー、ここの角を右？
紫乃
はい、そのあとは直進です
紫乃
直進したら公園が見えるのでそこで降ります
おかめ
わかった
おかめ
その公園で俺は待機してるね
紫乃
はい
紫乃
、、
おかめ
…緊張してる？
紫乃
ぇ、
おかめ
手、震えてるよ
紫乃
、ぁ、ほんとだ…
紫乃
全然気づかなかったです…笑
紫乃
私、もうちょっと緊張してないと思ってたのに、笑
おかめ
、無理に笑わなくていいよ
おかめ
そりゃ緊張するよ。今から家族に喧嘩しに行くんだから
おかめ
なにがあるか分かんないし、
紫乃
、正直怖いです
紫乃
でも…私の人生のために、好きなように生きるために頑張りたいんです
おかめ
そっかぁ
おかめ
強いね。紫乃ちゃんは
紫乃
強いなんて…
紫乃
おかめさんに出会ってなかったら私、こんな決断なんてしませんでしたし…
紫乃
おかめさんのお陰ですよ
おかめ
俺は紫乃ちゃんの決断を後押ししただけだよ
おかめ
決めたのは紫乃ちゃんなんだからもっと自信もって
おかめ
、あ、ここ？公園って
紫乃
あ、そうです
紫乃
…じゃあ私、行きますね
おかめ
うん、、
おかめ
紫乃ちゃん、気をつけてね
紫乃
はい、
紫乃
おかめさん、もしものことがあったらよろしくお願いします
おかめ
任せてね
紫乃
、では、いってきます
おかめ
いってらっしゃい
紫乃
…さむ、
紫乃
冬だから当たり前なんですけど…こんな寒いなか外に追い出すなんて改めて考えればほんとにおかしいです
紫乃
それを受け入れてしまっていた私もおかしいですが…
紫乃
、こんなこと言ってないで早く帰らなくては
紫乃が降りたあと
おかめ
ん～、あんな大口叩いたけど不安だな、
おかめ
紫乃ちゃん、、あんな計画でほんとにうまくいくの、？
おかめ
わざと悪態をついて見放されるって…
おかめ
俺怖いよ…
おかめ
やだよ、、ボロボロになった紫乃ちゃんが帰ってくるなんて、
おかめ
なにも起きずに終わるといいんだけど、、
夜です。
絶対に夜です。
紫乃
つきました…
紫乃
、、緊張なんかしてないです、
紫乃
大丈夫、。私なら大丈夫
紫乃
おかめさんだっているし、
紫乃
、よし、いきます
ｶﾞﾁｬ,
紫乃
…
紫乃
(そもそも今、、起きてるんでしょうか、？
父
おい
紫乃
((ﾋﾞｸｯ
紫乃
は、ｯはいｯ
父
お前、なんで家の前に居なかったんだ？
母
なに勝手にうろつくのよ
紫乃
えっと、あの…
妹
お姉ちゃんなんかが私たちに迷惑かけないでよ
妹
そもそも生きてるだけで迷惑なんだからさぁ笑
紫乃
ｯ、
母
はぁ…もういいわ
母
早く家のことやってよ
紫乃
、ゃ、、
父
は？
紫乃
いや、です
父
なに言ってんだお前
紫乃
だから、！嫌です！
紫乃
私はもうあなた達の召し使いなんかになりたくないんです、！
妹
急になに、？笑うるさいんですけど
紫乃
ぁ、あなた達の方がいつもうるさいです、！
母
はあ？！あんた誰に向かって言ってんのよ！！
ﾊﾞｼｯ
紫乃
ｯ、
紫乃
ほら、ムカつくことがあったらすぐに大声だして私を殴って、馬鹿みたい
妹
うるさい！！あんたごときが私たちに口答えすんなよ！！
ﾎﾞｶｯﾄﾞｶｯ
父
お前、死にたいのか？
紫乃
さ、あ、ｯどうでしょうね、、ｯ
父
そもそもお前は俺らが養ってやってるんだぞ？
父
お前なんか世に出たところでなにもできなくて死ぬんだよ
父
だったら俺はのところで奴隷として働く方がいいだろうがよ笑
妹
お姉ちゃんなんか役立たずなんだからどこにいっても邪魔になるだけじゃん笑
母
私たちが優しくてよかったわね笑
紫乃
…なにを、、
紫乃
なにを勘違いしてるんですか？
妹
はあ？
紫乃
別に私あなた達に養ってもらってなんかないですよ？
母
なにいってんのよ
母
あんたは私たちが養ってやってるのよ
紫乃
じゃあそのお金は誰が出してるんですか？
紫乃
あなた達の稼ぎじゃないですよね？
紫乃
私が受けとるはずの支援金を勝手に使って勝手に養ってる気になってるだけですよね？
父
てめぇ、、ｯ
紫乃
それに、私には仕事があります
妹
そんなすぐ分かる嘘なんかつかないでよ！お姉ちゃんに仕事なんて来るはずないじゃない！
目が見えないやつに仕事任せられるはずないし！
目が見えないやつに仕事任せられるはずないし！
紫乃
目が見えなくても仕事はできますし右目はまだ視力があります
紫乃
私は小説家です
母
あんた小説なんか書けるわけ？
紫乃
書けますよ
紫乃
ありがたいことにたくさんのお仕事をいただいていますので
紫乃
『大好きで大嫌い』って小説…
実写映画化されてる有名小説なら馬鹿なあなた達でも分かりますよね？
実写映画化されてる有名小説なら馬鹿なあなた達でも分かりますよね？
妹
それｯ、！
紫乃
あなたが愛しの彼氏と見に行った映画ですね
紫乃
私の小説ですよ
母
そんなでっち上げ…ｯ！
母
私たちが信じるわけないじゃない！！証拠あるわけ？！
紫乃
証拠、、ねぇ…
紫乃
でしたら私の担当編集者に電話でもかけますか？
父
…そんなことしなくいい
父
、もし仮にだ。お前が作者だとしてなんなんだよ。それでどうするつもりなんだよ
紫乃
そんなのもちろんこの家から出ていって自由に生きるに決まってるじゃないですか
父
そんなの許さん
紫乃
許されなくても出ていきますよ
紫乃
さっさとそこ退いてください。邪魔です。荷物を取らさせてください
父
荷物な…
父
だったらお前の荷物なんか捨ててやる
紫乃
、？！
紫乃
そんな、ｯ！
妹
じゃあ私壊してくるからお姉ちゃんこっちにこさせないでね～
母
わかったわ
紫乃
やめてｯ！！せめてｯ、パソコンだけはｯ、、！、
父
うるせえ
ﾄﾞｶｯ
紫乃
ぅ"ｯ、！
妹
パソコンね～おっけ～！
母
はっ、いい気味
母
もっと苦しみなさいよ
ﾎﾞｶｯｺﾞｯ
紫乃
い"ｯ、だ、め、ｯ、
父
まだ喋れるのか…
父
なら喋れなくしてやる
ﾄﾞｯﾊﾞｼｯｺﾞｽｯ‥
‥
，
紫乃
ぁ"、ｯ、
紫乃
ﾊｯ、はっ、
妹
お姉ちゃーん！見てこれー！
妹
お姉ちゃんのパソコン2つにわかれちゃったー笑笑
紫乃
そｯ、ん"な‥ｯ、
紫乃
いやｯ、
紫乃
いやだｯ、！
妹
あ！あと～！
妹
棚にあったよくわかんないトロフィーとか賞状とかもぜーんぶ壊しちゃった！♡
紫乃
えｯ、
紫乃
そ、れ、ほんと…？
紫乃
ぜんぶ、？
妹
嘘つくわけないじゃーん笑笑
紫乃
わたしの、、どりょくが、ｯ
紫乃
い、いやｯ、
紫乃
いやあああああああｯ！！
母
うるっさいわねっ！！
ﾄﾞｶﾞｯ
紫乃
ｺﾞﾎｯ、！
紫乃
もう、むり…
紫乃
たすけてｯおかめさんｯ…
？
は～い
全然更新してない & よくわからんくてごめんなさい…😭🙇♀️
亀更新でも許して…😭
あと紫乃ちゃんの小説の『大好きで大嫌い』は私がてきとうに考えたやつです
NEXT♡210
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