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プロローグ 「ハロー、少年。」 …………………

⚠ □橙紫 □R.1.8.要素(今回無し) □マフィアパロ □ご本人様とは関係ございません □無断転載、自作発言NG ー

著者より (苦手な方は飛ばしてください!) お久しぶりです やおとめ。です。 マフィアパロ好きなので…… 紫くんも橙くんも 少しずつ前に進み始めましたね、! 橙紫界隈も活発になると嬉しいな… と思いまた筆を走らせております (nmmnなので配慮はしっかりと!) たまに喘ぎとか真似してくれてるのかな…?っていう小説も増えてる気がして嬉しい限りです☺️(自意識過剰) ↓それではお楽しみくださいませ↓ ーーーーーーーーー

お前の名前は?

俺は汚い子供を拾った。

……

…ッチ

…殺すべきか殺さないべきか…

(まーた面倒事増えんのもなぁ)

(子供殺すと気分悪いし…)

「橙!そっちの様子はどうだ?」

あー…どないする?

あちゃー…ガキねぇ

こりゃあ上のやつに聞くしかねぇ

この年なら物心ついてなさそうだし、良い人材になるかもよ?

たしかにな…

命拾いしたな。少年。

…?

とりあえず麻酔で寝かしとけ

りょっ

5回目の抗争。

日本の裏組織、 「2次組織S」 に所属していた俺は 抗争で戦っていた。

5回目の抗争となればもう 慣れたものだ。

一つ違ったのは子供がいたこと。

ここは地下街、 スラムのようなものだ。

そんな治安の悪いところに 子供が居るなんて…

ここがお前の部屋だ、

…へや…

…な…、教えてくれへんか…、

…?

なんで君があんなところに居たんや?

ソファーに腰掛けて少年を見る

彼は一瞬戸惑った様子をしたが、

ぼく…あとつぎだったの

(意外とちゃんと話せる…)

相手の組織のか…

うん、

お父さんとお母さんは…もう、

死んじゃってて…、

でも僕がまだ、こんな歳だから

まだ他の人みたいに戦えなくて…

それで守られてたみたいな感じか

うん…

何歳?

7歳

ま、7歳なら大丈夫かな

ちゃんと世話してくれるやつがいるから安心してくれ、な。

…うんっ

…知らない人に連れ去られて

怖くないん?

僕…あの人たち、嫌だったの

自分の組織?

だって遊んでもくれないし…、

僕は銃とか…人とか…血とか見たくないのに、ただ皆で笑いたかっただけなのに…

悪いけど

それはここでもいっしょやで。

二次組織S…これは俺の組織なんやけど

俺達はおえらいさんの為にこうやって

裏で動かなあかん。

お前の言う「楽しい、笑いあう」とは

縁のない世界かもしれへんで。

………、、

ただな

こんなクソみたいな生活の中にも

幸せはあるって俺は信じてる。

…お前にこの話して…早いか?

あんま…分かんない…かも、

でも良い人そうなのはわかる…

人殺す奴がいいやつなわけあるか、

今日は寝とり。この話の続きは…

……いつかしたる、

はい、

ドアに鍵をかけて部屋を後にする

あっれ〜?聞こえちゃったなぁ

桃ぃ…

相当気に入ったんだな、笑

うるせーって

可愛い子だよなぁ。あんな子が生まれるって親絶対美男美女じゃーん

髪色不思議な色してたよな

んねっ!染めてる訳でもなさそうだし

どーなるかな…

子供を拾ってから5年経った

俺達は彼を 「紫」 と名付けた。

出会った頃の年を入れて。

彼は12歳とは思えないほどの 凄腕スナイパーになっていた。

彼は少しずつ笑顔が増えて

橙さん!橙さん!って後ろを追う

桃にも懐いていた。

俺たちの正義を正当化する為に 人を殺した。

そんな生活でも楽しかった

おい!橙!

返事しろ!

橙さん!!

止血剤…駄目だ、追いつかない、

橙!!!!

そうだ。紫に出会ってからおれは

そんなぁ、待ってよ、まだぁ、

まだ橙さんと笑いたいよッ、

本当の

幸せを知った。

享年31歳。 俺の人生は大好きな二人に見守られ 幕を閉じた。

…と思っていた…

…ん…

大好きな君に逢いたい。

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