コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
違う
こんな
こんな音じゃ
お母さん
怒られ
なんで
違う
私
奏雨
奏雨
ふと目を開けると昨日眠りについた部屋の景色が広がっていた
先程聞こえていた、見えていた声や景色の記憶が時計の針が鳴る度に薄れていく
奏雨
一つ、思い出したことがある
葵は よく自分にがっきを使って素敵な音を聴かせてくれた
奏雨
奏雨
そう思って寝ていた場所から体を起こすと 猛烈に首の辺りが痛んだ
奏雨
自分でも驚くくらいの声で叫ぶと、遠くから足音が近付いてきた
そして、戸を叩く音も聞こえた
かなう
奏雨
かなう
聞き馴染みのある声からそう聞きとると目の前の戸が開いた
かなう
奏雨
奏雨
かなう
かなう
奏雨
聞きなれない単語に首を傾げて固まっていると腹の辺りから獣が唸るような音が聞こえた
かなう
少し微笑んでそう言われるとなにかばかにされたような気分になったが大人しくかなうに着いていくことにした
かなう
奏雨
目の前のつくえの上に、何かが乗っている。 悪くない香り
嗅ぐと先程の唸るような音が鳴りそうになる
かなう
言われた場所に腰かけると かなうは両手を合わせた
かなう
かなう
奏雨
なんとなく、同じような動きをしてみせた
奏雨
嬉しそうに微笑むと、机の上に乗っているものを両手で掴み、口を開けてかぶりついた
かなう
奏雨
たべる?
とりあえずもう一度、かなうの動きをなんとなく真似てみる
口の中にそれを入れた途端、なにか、とても幸せな気分になった
かなう
奏雨
かなう
奏雨
かなう
この幸せになる気分は おいしい って言うらしい
一つ学んだ
食べ進めていくと、大きい四角いものの間からなにかがこぼれ落ちていく
そのこぼれ落ちたものも おいしいものなので慌てて手で受け止めようとすると
かなうに笑われた
そんなこんなで夢中になって食べ進めていってあっという間になくなった
するとまたかなうは両手を合わせた
かなう
また、動きを真似る
奏雨
私の顔を見るなり笑うと
自分の顔を指さした
かなう
奏雨
なんのことか分からず固まっていると
手で私の顔に触れて何かを拭った
奏雨
かなう
奏雨
かなう
奏雨
かなう
奏雨
奏雨
かなう
かなう
かなう
奏雨
かなう
奏雨
奏雨
あれ、葵に美しいって言われたってこと言ったっけ
まぁいいわ
街に出かけて聞き込みを行うが、誰も知らない と同じことを言う
すると、一人の老人がみんなと違うことを言った
老人
かなう
老人
奏雨
老人
老人
老人
老人
老人
老人
老人
老人
かなう
奏雨
奏雨
老人
老人
かなう
老人
老人
老人
老人
老人
かなう
奏雨
老人
奏雨
老人
奏雨
老人
かなう
老人に別れを告げて、××村へと歩き出した
かなう
奏雨
なんだか足が竦む感覚を覚えながら恐る恐る××村へと足を踏み入れようとした
その時
???