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2 - BTS妄想「僕の嫉妬(テヒョン編)」テテグク

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2019年08月18日

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僕の嫉妬

【テヒョン編】

突然だけど、 僕とお付き合いしているジョングガが構ってくれない。

どんな時でもスマホのゲームばっかりで、 いつもなら毎日… ほんのちょっとした休憩の時も、 撮影中も僕にいっつもひっついて可愛かったのに…。

…最近は、 僕よりスマホの方が大事なのか、 なんて勝手に考えてネガティブになって落ち込んでしまう。

…この前ジミナに呼ばれてヒョン達のもとに行った時にジョングガのことを相談してみた。

すると、 ヒョン達に相談している途中に ジョングガが泣きそうになっていて… それで…なぜか… 「触らせないで」って…

どうしたのか結局わからなかったけど、 僕と話してくれて、 目を見てくれて…、 ジョングガに触れて嬉しかったのに…

あれから、 全然話せてないし、 ジョングガに触れていない。

だから、 毎日触られているスマホがすごく羨ましい。

…そう。 僕は恥ずかしながらジョングガのスマホに嫉妬している。

V

…ジョングガ〜

JUNGKOOK

…あ、もう少し…!

V

…ジョ、ジョングガ〜!

JUNGKOOK

…あ〜…負けちゃった…

ほら、 この通り、 ゲームのせいで僕の呼ぶ声さえ聞いてくれない。

V

(…ゲームなんか無くなっちゃえばいいのに…)

聞いてくれない、 だけど、 もう一度だけ名前を呼んでみることにした。

V

ジョングガ!

JUNGKOOK

……

……あれ?

…僕…無視されてる…?

そんなわけないと思い、 またまた名前を呼んでみる。

V

ジョングガ…?

今度は弱々しい声で呼んでみた。

JUNGKOOK

……

…これ、完全に無視されてる…

僕はそう思い、 ジミナが座っているソファーの横に行って、 ジミナにジョングガのことを相談する。

JIMIN

お、テヒョナ〜

JIMIN

どうしたの?

V

……

V

…ジョングガが僕のことを無視してくる…っ

そしてそれから、 ジミナに詳しく説明するとジミナは、 お腹を抱えて大爆笑。

V

…っ?

JIMIN

テヒョナもグガも子供だなぁ笑笑笑

僕はジミナが何を言ってるのかわからなくて、 涙目でジミナを見つめる。

V

…子供…?

JIMIN

はぁー笑笑

JIMIN

本当、お前ら面白いな笑笑

V

…???

JIMIN

前に、グガがテヒョナに「触らせないで」って言ってたんでしょ?

V

う、うん…

JIMIN

それ、きっと嫉妬して言ったんだよ笑笑

V

し、嫉妬…!?

聞きなれない"嫉妬" という言葉に唖然とする僕。

V

(…ジョングガが…嫉妬…)

心底嬉しくて、 思わず顔がニヤけていると、 ジミナからまた驚きなことを次から次えと言われる。

JIMIN

その時、嫉妬したのが悔しくて、それで、テヒョナを無視してるんじゃないの?

V

…???

JIMIN

んーだからー…ジョングガも嫉妬して欲しかったんじゃない?笑笑

JIMIN

嫉妬させてやろみたいな感じで笑笑

JIMIN

でもその行動がスマホでゲームするだけって笑笑

JIMIN

2人とも子供だね笑笑

ソファーに転がって大爆笑しているジミナに少しイライラしてしまう。

V

…子供じゃないから!

JIMIN

笑笑

JIMIN

子供じゃん笑笑

JIMIN

グガは嫉妬のさせ方が毎日スマホで遊ぶっていうだけだし笑笑

JIMIN

テヒョナはそんな変な嫉妬の作戦に引っかかってスマホに嫉妬してるし笑笑

V

……

そうしてしばらくジミナは大爆笑して、 僕はただただそんなジミナを冷めた目で見ていると少し離れたソファーにジョングガが座る。

だけど、 その行動がジョングガの嫉妬なんて知るはずもない僕は、 ジミナに耳打ちで言われる。

JIMIN

ほら、ジョングガがまた嫉妬してるよ

そう言ってジミナはジンヒョンのところへと、 逃げていくようにダッシュで行ってしまった。

V

(…嫉妬…?…今、僕…嫉妬させるようなことしたかな…?)

そんなこと思いながら、 ジミナが座っていた方向にじっと見つめて、 どこでジョングガが嫉妬したのか考える。

そして気づけばジョングガは僕の横に来ていた。

V

…うわっ…

V

…ジョ、ジョングガ…?

JUNGKOOK

……

また無視か、 なんて思った瞬間、 ジョングガが返事をしてくれた。

V

…!

V

…や、やっと返事してくれた…

V

僕、寂しかったんだからな…っ!

そういうと、 ジョングガはスマホを置いて、 拗ねている僕を優しくよしよししてくれる。

V

……!

JUNGKOOK

…ブイヒョン、嫉妬しましたか…?

V

…した...!

顔を真っ赤にしてニヤけているジョングガの表情は、 すごく可愛くて、 でもかっこよくて…

JUNGKOOK

…それより…ジミニヒョンと何話してたんですか…?

……ジョングガ… もしかして…嫉妬?

V

…ジョングガのこと相談してた…

JUNGKOOK

…そうですか

僕がジョングガの嫉妬を知った瞬間だった。

それはそれは、 すごく可愛くて、 すごくかっこよくて、 すごく愛しい、 幸せな瞬間だった。

そして、 僕が幸せを噛み締めていると、 ジョングガが僕をそっと抱きしめてソファーに転がる。

V

…ジョングガ…?

JUNGKOOK

僕眠たいので、一緒に寝ませんか?

…またまた、 これはジョングガに触れるのでは…?

そう思い、 僕は満面の笑みでジョングガに「うん!」と答え、 抱きしめあって眠りについた。

この日、 MVを撮影するはずだったけど、 僕達2人のために今日は中止にし、 ヒョン達が一生懸命監督や、 スタッフに謝っているのを夕方目にした。

ヒョン達には申し訳ないけど、 僕達はすごく幸せな時間を過ごせた日だった。

…また、 ジョングガに嫉妬させてみようかな? なんて思っているのはナイショです笑

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