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剛
ドガッッ!!ゴッッッ!ブチィ!!!!!
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
この、私立ごまだんご、高校の1年C組にはいじめがある。そして、いじめのターゲットにされているのは、事故で耳と片目を失った雫石穂波である。剛はC組の大将のような存在だったため、クラスメイトは助けようとはしなかった。
毎日校舎裏に呼び出されては、暴力を振るわれ、補聴器を取られている。
コソコソ........
クラスメイト
クラスメイト
芽依
クラスメイト
クラスメイト
芽依
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
芽依
芽依
剛
ガッッ!!!ガツッッ!!!ドゴッッッッ!!!!!
剛
ゴッ!!!ガツッ!!!ドゴッ!ドガッ!!!ドォオオ!!!
.....ポタ...ポタタ...ボタボタボタタ...
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
ビチャァ!!ボタボタ!!
穂波の口から、勢いよく血が吐き出された。穂波は、「バタッ」と、苦しそうにその場に倒れてしまった。
次に穂波がめをさました所は、保健室だった。隣から、なにやら苦しそうな吐息が聞こえる。
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
???
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
穂波がそーっと近づき、隣を覗いたときだった。
グイッ!!
中の誰かに力強く腕を引っ張られ、あまりの力強さに穂波の顔が思わず怯む。
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
???
ギロリと睨みつけられ、背筋が凍る。
???
謎の人は、ベットに仰向けで寝そべり、目に腕を当てたまま、見事に性別を当ててみせる。
穂波は謎の人に右腕を引っ張られたまま、ベットに四つん這いになっている。
その時、謎の男が自分の目に当てた腕を退かせて、ゆっくり目を開ける。
???
眠たそうな目をゴシゴシと擦って、穂波をまじまじと見る。
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
穂波は冷や汗をかきながら、謎の人の正体を暴く。
白実 兎月音(しろみ とがね)
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
白実 兎月音(しろみ とがね)
兎月音はベット横にある引き出しから、ノート帳とペンを取り出し、穂波に差し出す。
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
た穂波は綺麗な字で名前と学年、そして兎月音の学年が何年生なのかを書いて渡した。
兎月音は汚いような綺麗なような字でさらさらと書き出し、私に渡した。
名前聞いてこないってことは、俺の名前知ってるんだろうけど、俺、白実兎月音。学年はお前の1年上の2年生だ。あーあと、お前、剛にいじめられてる奴だろ?
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
穂波は強く頷く。
あーやっぱりか。 2年の中では有名なんだぜ?お前。 「全国のヤクザチームから命狙われてるって奴。」としてな。 まぁ、急な話で驚くかもしれないが、もしお前がいいなら、お前をヤクザから守るよ。
雫石 穂波(しずくいし ほなみ)
命を狙われてるって、どういうことですか!? 穂波は急いで書きだし、兎月音に渡す。
兎月音はフッと笑って、何かを書き出す。
さぁな。俺もよくわからんが、時間があんまりない。だから、なるべく早く決めてほしい。まぁ、お前が悩んでる間はなにがあっても守るから。困ってることがあったらまたいつでも言えよ。じゃあな。
とだけ書かれており、いつの間に兎月音は消えていた。