今日は、小学校最後の全国大会だ
裕貴
あぁー!緊張する……。
俺は、ピッチャーを任されている
唯斗
お兄ちゃん頑張ってね!応援してるからね!
裕貴
おう!ありがとな!
お母さん
頑張ってね!これ、お守り!
裕貴
お母さんありがとう!!
お父さん
裕貴!精一杯やってこいよ!
裕貴
うん!!みんなありがとう!
裕貴
ふぅ………。
監督
今からしっかり集中して頑張ってこい!!
野球チームのみんな
はい!!
俺はお母さんから貰ったお守りを握りしめた。
裕貴
よし!絶対勝てる!
カキーン!!!
裕貴
嘘だろ……?!
相手のチームにホームランを打たれてしまった
そして2球目も………。
カキーン!!
裕貴
またかよ……。
またまたホームランを打たれてしまった
裕貴
落ち着け俺……。
もう1回お母さんから貰ったお守りを握りしめた
そして、3球目……。
キャッチャー
ストライク!!
裕貴
よかった……。
その次もストライクが続いた
そして、俺たちのチームが打つ側になった
カキーン!!
ホームランだ
野球チームのみんな
おお!!いいぞー!
野球チームのみんな
もしかしたら、逆転できるぞ!
そして、その次も……
カキーン!!
野球チームのみんな
おおおぉ!!!
そして、次も……
カキーン!!
野球チームのみんな
おお!逆転出来たぞ!!
そして、9回裏
カキーン!!
アナウンス
試合終了です
野球チームのみんな
よっしゃぁぁぁ!!!!
監督
みんな、よくやったな!!
俺は嬉しくて涙がでた。
そして、その後去年の優勝チームや強豪チームにも勝ち進み、見事優勝することが出来た!!
唯斗
お兄ちゃん!優勝おめでとう!かっこよかったよ!
裕貴
あぁ!ありがとな!
お母さん
今日のご飯はごちそうよ!!
裕貴
やったぁ!!
そして、3月……。無事に野球チームを卒業することができた
もちろん中学でも野球は続けるつもりだ
だが、幸せな暮らしはいつまでも続かない。
俺が高2、唯斗が中2の時に誰も考えてなかった悲劇がおこるのだ。






