海をバックに

5歳の頃

忙しい両親が無理やりいれた休みで行った

ハワイで見た海が綺麗で海が好きになった

７歳

父と母が離婚して

わたしは

母の元で暮らした

でも母は前の頃のように優しくはない、、、

バンッ！

姉の遥香は

私にいつも優しく

私が母になにかされるといつも

母のところにいって

いつも庇ってくれた

当時5年生だった姉は

受験勉強で忙しく塾でなかなか家にいることがなかった

だから

ほとんど

私と母しかいなかった

9歳の頃

母は再婚した

私には全く興味のないようにみえたが

私は大いに可愛いがられた

なので

私も

それにのって

学校の相談などを

新父(私が勝手に心の中でそう呼んでいる)に相談するようにした

新父はいつも細かいところまで

しっかりきいてくれて

自慢のおとうさんだった

だが、

前のおとうさんか今のおとうさんだったら

どちらが好きか聞かれると

分からない

前。と答えると

新父に申し訳ない

今。と答えると

前のおとうさんに申し訳ない

11歳の頃

わずか2年で

母と新父との関係は終わった

中学生になった姉は

だんだん

母にいらつくようになり

私に対する態度は前と変わらなかった

この日も朝から喧嘩

ちなみに

母が私に対する態度は激変して

超がつくほどの優しさになった

13歳

母はまたまた再婚した

そのお相手は

超がつくほどの

こだわり屋さんで

テレビのリモコンが違う所においてあったり違う向きにおいてあったりするとすごく怒った

私は

我慢できなくなって

17歳のときに家出した

行き場もなく走り続けていると

海が見えた

5歳のあの頃を思い出して

写真をとった

そこから私は

同じ

家出中だと言う友人と一緒に

そのまた友人の家に転がりこんだ

19歳

私は

国際大学に合格した

まえのこだわりおとうさんとは

とっくに

離婚していて

今は

独り身だったと言う

姉は

23歳

彼氏を作ったらしく

入学式には

例の彼氏をつれてきた

大学入学をきに

私は独り暮らしを始めた

最後は

家族みんなで

海をバックに記念写真をとった