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y u - m a.低低浮上
コメント
1件
今のところ、俺たちが勝っている。
あの優しそうな蘇枋があんなに強かったなんて、ビックリした。
少し、怖い。
十亀
十亀
桜
梅宮
梅宮
桜
梅宮
梅宮
桜
十亀
桜
十亀
桜
どうすれば殴られないで済む?
ずっと、逃げれば···でも、そんなこと出来るの?
俺に···喧嘩しない方法を見つけきれるの?
そんなの、無理だ。
無理、無理だっ。
バキッ
桜
ドサッ
考えているうちに殴られた。
俺は倒れ、鼻血を出した。
桜
十亀
十亀
桜
目から涙がボロボロ出てくる。
殴られた頬がずっとズキズキ傷む。
バキッバキッバキッ
桜
何度も何度も殴られ続けた。
顔はボロボロになっていく。
頭がクラクラする。
十亀
十亀
桜
1番言われたくなかった言葉を言われた。
楡井
蘇枋
楡井
楡井
楡井
蘇枋
桜
気持ちが和らいでくる。
俺、みんなに愛されてるんだって嬉しくなる。
ザシュッ
十亀
桜
桜
十亀
桜
十亀
ちょっと疲れてきた。
このまま、横に寝そべりたい。
一に抱きつきたい。
桜
梅宮
桜
でも、怒ってる。
一、顔が怖くなってる。
早く終われって言ってる。
今、一に抱きついたら殴られちゃう。
こわ、ぃっ。
十亀
バキッ ドサッ
桜
桜
今までよりもずっと、強烈だった。
顔がすごく痛い。
口の中で切れて痛い。
早く終わらなきゃ。
早く勝たなきゃ。
早く、早く早く早くっ。
桜
俺は息が乱れながら起き上がった。
手足が震え、今にも倒れそうだけど···それよりも早く勝たなきゃという思いが強かった。
一が怒る前に、終わらなきゃ。
桜
体がよろけた瞬間、目の前にパンチがやって来た。
避ける暇もなく、俺は顔面にパンチを食らった。
バキッ
ドサッ
桜
過呼吸が止まらない。
トラウマが、蘇る。
もぅ、ダメだ。
俺には勝てっこない。
も、だめっ。
もぅ、ぃやだっ。
桜
十亀
楡井
杉下
兎耳山
梅宮
俺はステージから降りようと、した。
梅宮
階段に足をかけた時、一から名前を呼ばれた。
桜
梅宮
桜
梅宮
桜
梅宮
桜
一は、呆れたため息をついた。
俺に興味が無くなったみたいに、俺の目を見なくなった。
嫌われた···そう、俺は思った。
桜
桜
俺はステージに戻った。
十亀
桜
勝たなきゃ。
勝つまで終われない。
勝たないと···一から殴られる。
桜
俺は突っ走った。
でも、惨敗だった。
殴られ、殴られ殴られ···体はボロボロになっていった。
十亀
桜
俺は起き上がり、また突っ走る。
殴られ続けた。
桜
十亀
十亀
バッ
俺に跨って、顔面にパンチを食らわそうとした時だった。
パシッ
桜
十亀
梅宮
桜
桜
桜
梅宮
桜
一から終わりと告げられて、俺は悲しくなった。
もう、興味が無くなったと言われたみたいだったから。
俺は一に抵抗をした。
でも、一は···。
梅宮
桜
梅宮
桜
どうでも、良くなったみたいだ。
俺のこと···好きじゃなくなった。
桜
俺は席に戻った。
楡井
蘇枋
桜
桜
俺は足に顔を埋めて、ずっと一に謝った。
聞こえないと思うけれど俺はずっと、ずっと謝り続けた。