ヴィクトル
君は誰?
思い出したくない.
勇利
ッ…、
目が覚めたら、全てが元通りなんじゃ ないかって____何度願ったか.
ユウリ
おい、カツ、
ユリオが立ち上がって僕の顔を覗き込んだ.
勇利
……ごめん、ユリオ.僕____,
勇利
こうなるってことぐらい前から分かってたのにさぁ…、
ユリオの前だけでは強い先輩でいたい.それなのに__.
勇利
馬鹿だよね____.
ユウリ
ッ_____!んバカなんじゃねぇの!?
ユリオが僕の肩を掴んだ.
ユウリ
こう言う時は!、
ユウリ
我慢するな!馬鹿!
目に涙をいっぱい溜めたユリオが僕の目の中をのぞいた。
勇利
ツッ、.
勇利
ウアアアアアッ、ぅぐ、アアアア
僕はどうしたらいいの_____???
ヤコフ
____だとよ、
ヴィクトル
_____ハァ、
壁が薄いから丸聞こえだよ. ユウリ•カツキ
ヴィクトル
なんなんだ、あの日本人は…
俺をみた瞬間目を潤ませながら入ってきて、急に抱きついてきて.
ヤコフ
本当に何も覚えていないのか?
ヴィクトル
あゝ、全く.1年前ぐらいから記憶が
抜け落ちてる.
抜け落ちてる.
ヤコフ
それは、_____
俺とヤコフが話していた時、急に病室の扉が開いた.そこには_____.
ヴィクトル(?)
ヤコフ!勇利は?
息を切らした俺がいた.
ヴィクトル(?)
あ、
ヴィクトル
___は??
俺が2人_____?
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