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次の日
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
出来れば 傍に居てあげたい
凪斗(ナギト)
由希
由希は不安そうな顔していた
由希
それでも行くことを 決心したから 俺は何だか 嬉しかった
由希
今まで見た中で1番 生き生きとした 笑顔だった
由希の中で何かが 変わったのだろう
夏休み当日
透
透
凪斗(ナギト)
透は しっかり者だか たまに出る 子供らしい姿がある
夾
由希
喧嘩が始まる予感がする
夾
夾
由希
由希は夾のことを無視して 透の顔を 覗き込んだ
夾
夾は階段を飛ばして降り 由希の前に 立ち塞がった
夾
由希
由希
透を間に 喧嘩しないで欲しい
透
凪斗(ナギト)
喧嘩は やめたけど そっぽを向いた
透
撥春
声のする方を 皆が向いた
夾
撥春
凪斗(ナギト)
何してるのか 不思議でたまらない
透
由希
撥春
もうちょっと 楽しんでもいいと思う
夾
夾
紅葉
紅葉が夾の顔面に向けて 水鉄砲を放った
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉は悪気が無いのか 夾が怒ってる ことに気づいてない
紅葉
夾
いきなり水をかけられ ビシャビシャに なれば誰でも怒る
紅葉
透
バシャーーーーーンッ
紅葉
水遊びは楽しそうだ
撥春
由希
何だか可笑しくって 声を出して 笑っていた
そんな様子を皆は 不思議そうな 顔をして見つめている
凪斗(ナギト)
夾
夾は勢いよく抱きついた
紅葉
透
撥春
ハルも軽めに 抱きついてきた
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉
外に出て 遊んだ事がないから 少し期待していた
紅葉
透
紅葉
内緒というものは こんなに ワクワクするもの なのだろうか
紅葉
夾
水遊びをして 疲れたらしい
撥春
凪斗(ナギト)
夾
夾は沢山ありそうな気がする
凪斗(ナギト)
夾
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉
紅葉
透
紅葉
紅葉
何だか 真っ黒な店だ
夾
由希
凪斗(ナギト)
初めて見る名前で 不思議だった
紅葉
紅葉
夾
紅葉の服を掴んで 留まらせた
由希
由希
透に目を向けると 魂が抜け駆けていた
透
撥春
ハルは透の代わりに 代弁していた
夾
紅葉
夾によって 紅葉は引っ張られた
夾
紅葉
紅葉は楽しみにしていたらしい
紅葉
紅葉
紅葉は自分の可愛さを 利用していた
透
凪斗(ナギト)
だいぶ苦手なのだろう
透
夾
透
透
透は勢いで 受付け口に向かった
透
ギャァァァ!!
透
ビョーーーーンッ
透
透
透
地面に座り込んでしまった
夾
透
由希
紅葉
ハルはジッと見つめていた
透
透
由希
夾
夾の言葉は聞こえず 前に進んでいった
夾
透
俺の背中に何かが ぶつかった音がする
透
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
透
震えているのを見ると 大丈夫では 無さそうだ
透
凪斗(ナギト)
透は混乱してはいたけど やはり怖いのか そのまま前に進んだ
由希
撥春
凪斗(ナギト)
初めて見る物が沢山だ
夾
ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!
透
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
落ち着かせるように とりあえず微笑んだ
透
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
透
透
俺を掴む手は 微かに震えていた
夾
ひょぉぉぉぉぉぉ!!
透
紅葉
女性に 優しくするところは 紅葉の良いところだ
透
撥春
ハルも前のことを 気にしてか 気にかけるようになった
透
透
撥春
透
わがぁぁぁ!!
凪斗(ナギト)
透
紅葉
撥春
ハルは口を開いて 語り出した
撥春
撥春
2人はキョトンとして 話を聞いていた
凪斗(ナギト)
あがァ!!
撥春
撥春
失礼だけど 余りそうは見えない
撥春
紅葉
透
あがァ!!
撥春
撥春
2人は同じ反応をして 驚いていた
あがァ!!
撥春
撥春
撥春
撥春
撥春
暇すぎて とりあえずボーッとしていた
撥春
撥春
撥春
あがァ!!
撥春
撥春
撥春
あがァ!!
撥春
夾
凪斗(ナギト)
後ろにいた夾達とも 合流した
撥春
撥春
撥春
おぉぉぉぉぉぉぉ!!!
ハルは頭を掴んで 首を取って壊した
凪斗(ナギト)
由希
夾
撥春
全然 理解が出来なかった
夾
紅葉
透
撥春
何故か感動してる2人も よく分からない
夾
夾
由希
全く。困るんだよねぇ〜
親御さんに弁償して 貰うからね!!
ほんとに 申し訳ないことをした
しかし 何だろう...))
この顔の整った子達は....、))
モデルさん? ))
何かを黙り込んで 俺達を見つめている
ちょっと そこで待って いなさい!!
紅葉
紅葉
はぁ!?
店長さんも 混乱するはずだ
透
紅葉
凪斗(ナギト)
夾
2人はハルから聞いた話を 全て話した
おじさん 久しぶりに いい話 聞かせて貰っちゃったよ...
涙ぐんでいる店長さん 俺達が可笑しいのだろうか
夾
凪斗(ナギト)
由希
凪斗(ナギト)
黒いカードを 取り出した
え?
撥春
凪斗(ナギト)
深々とお辞儀をして ハルにも謝らせた
撥春
喜んでいるのか 分からない反応だ
紅葉
紅葉
透
本田さんには 迷惑をかけている
紫呉
紅葉
紫呉
透
紅葉
やっぱり まだ信じてるようだ
紫呉
紫呉
こっちは疲れたよ...、
撥春
よくよく見ると 凪斗の姿が見えない
紫呉
紫呉
透
本田さんは 少し落ち込んでいた
由希
透
コンコンッ
由希
何でもないよ
由希
今日は 大丈夫
由希
由希
大丈夫だから、!
由希
由希
頼る訳には いかない問題何だ
由希
由希
なんて答えていいのか 分からなかった
由希
辞めて!!
凪斗(ナギト)
由希
月に1度 姿が元に戻るんだ、
だから いつもは風邪だと 誤魔化していたのに...
段々と戻る速度が 早くなっている
俺は警戒心が 強くなっていて 触られると思った瞬間に怒鳴った
凪斗(ナギト)
由希は驚いたのか 動きが止まった
凪斗(ナギト)
由希
しばらく沈黙が続いた
由希
由希の方に目を向けると 目が合った
凪斗(ナギト)
由希は隣に来て座った
凪斗(ナギト)
由希
凪斗(ナギト)
バレたら沢山のことを 質問されると思った
由希
凪斗(ナギト)
その後も しばらく沈黙が続いていると 由希の顔を見て ギョッとした
何を どうしたらいいのか 分からなくて 抱きしめた
由希
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
泣いてる姿を見たくない 笑顔を見たい
由希
由希
凪斗(ナギト)
悲しくなる理由は明白だった
由希
由希
由希は十二支の本能のように 俺に抱きついた
凪斗(ナギト)
由希には まだ言えない
慊人が俺達を結ぶ 鎖に なってることを。
由希
凪斗(ナギト)
由希