僕は空が好きだ
例えば昼の空でも
澄んだ綺麗な空だったり
雲が1つもない空
飛行機雲がある空がある
でも特に好きなのは
太陽が消えていく黄昏時の空
クリーム色の青空と薄い雲の向こうにある太陽のとき
雲1つなく夕日が力強く輝くとき
雲が夕日に輝いて淡い紫に染まるとき
毎日、同じじゃない空が僕は好きだ
彼女
そう言って話しかける君は
僕
彼女
彼女
今まで出会った誰よりも
綺麗で
彼女
僕
彼女
彼女
どこか、なぜか、君は
月みたいな人だなって
思ってしまった
僕
彼女
彼女
僕は夜の空は好きになれない
だって月があって
星があって
雲があってないかだけだから
だけど君と出会ってから僕は好きになったよ
夜の空にも月が大きいとき小さいとき
明るいとき暗いときがあって
星も東京より少し離れた田舎の方がよく見える
僕
だから僕が君に告白するなら きっと、僕は
僕
なんて、遠回しにでも好きと伝えるんだろう
でも、無理みたいだな
君の隣にはもう既に太陽がいて
君は幸せそうに笑っている
そんな君に告白したら困るよね
きっと君は心優しいから僕のために泣いてくれるんだろう?
僕
僕
僕
ああ、せっかく好きになれたのにな
どうせなら、告白して振られたかったな
僕
きっと雨も誰かの為に泣いてんだ
僕
雨と涙が見分けつかないぐらいにさ
そしたらバレないから
この気持ちにまだ踏ん切りつけられてないこと
僕
僕
僕
僕
僕
僕
コメント
36件
比喩がめっちゃくちゃ上手に使われてて! 雨くんの気持ちがとてつもなくもなく伝わってきて、、 切なくてもさきちゃんのお話は最高です
あぁ、もう好きです 切なくも愛しい感じ、ほんとに素敵です🥺 そして、題名の意味がまた😭
月のような君の存在は太陽が必須…ね 雨に願いを込めてるのすごい感動した😢 表現ひとつひとつが神すぎる((✧σωσ)