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33話目です!

ちなみに保存してなくて爆散したので、最初から書き直すことになり激萎え中です!!((どうでもいい

nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 二次創作

ご本人様には一切関係ございません!
苦手な方はback推奨!

では!

どうぞ!

第33話『映像の罠』

朝、雨はまだやまず、窓の外はしとしとと濡れていた。

いるまは仕事へ出かけ、部屋にはらん一人。

昨日の雑貨屋での出来事が、頭から離れない。

ソファに沈み込みながら、ふと机の上に置かれたスマホを見つめる。

スリープ画面の黒い鏡のような液晶。

そこに自分の顔がぼんやり映り込む。

――その瞬間、雑音が走った。

ザザ……ザザッ……。

画面が一瞬ノイズを帯び、映像が切り替わる。

そこには、雨の中を傘も差さず駆ける自分の姿。

横にいるのは、確かにこさめ。

笑いながら、肩を寄せて走っている。

こさめ

ほら、遅いって!

らん

こさめが速すぎるんでしょ!

映像の中の自分たちは、楽しそうだった。

らんの胸に、温かいものが広がる。

らん

(……これ、俺の……本当の記憶?)

だが、その映像は唐突にノイズをはさみ、別の場面に切り替わった。

灰色の部屋。

らんの前に立つこさめの背中。

そして、その口から冷たい声が響いた。

こさめ?

……裏切ったんだよ

こさめ?

らんくんを

振り返ったこさめの顔は、どこか影に覆われている。

その目は、あの日の雨と同じように冷たかった。

こさめ?

事故も偶然じゃない

こさめ?

全部、仕組まれてたんだ

らん

……やめて……

らんは頭を抱えた。

痛みが、こめかみから脳の奥へ突き刺さるように広がる。

暖かい記憶と冷たい映像が、同時に重なり合って押し寄せてくる。

らん

どっちが……本当なんだよ……!

声にならない声を吐き出したとき。

背後から、足音が響いた。

暗闇の中に、もう一人の自分が立っている。

曖昧な輪郭のまま、こちらを見下ろしていた。

らん?

だから言ったでしょ

らん?

真実なんかいらない

らん

嘘だろ、これ……?

らん

だって、こさめは……

らん?

優しかった?

らん?

大事にしてくれた?

らん?

──それも嘘かもしれない

もう一人は薄く笑いながら、指先で映像を弾くように宙を払う。

暖かかった映像は一瞬で黒く焼き切れ、冷たい裏切りの声だけが残った。

らん

やめろ……返せ!

らん?

返したって、お前が壊れるだけだ

らん

……っ

痛みに膝をつくらんを見下ろしながら、もう一人は静かに告げる。

らん?

忘れてればいいんだ

らん?

全部、雨音に流して

次に目を開けたとき、らんは床に倒れ込んでいた。

スマホはソファの下に落ちていて、画面はただの黒。

額には冷たい汗。

こめかみには、まだ鈍い痛みが残っている。

カーテンの向こうで、雨はやむ気配を見せない。

らんは震える指先を見つめながら、息を整えた。

らん

(……本当は、どっちなんだ……?)

答えは、雨音にかき消されるばかりだった。

第33話・了

おかえりなさい!

次回!

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡340

では!

ばいばい!

桜の記憶は散ってしまう

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843

コメント

9

ユーザー

優しくあってほしいよ、、 もう1人の言ってることは嘘であってほしい、、

ユーザー

絶対優しい方が本当だよ〜( ; ; ) 桃くんの精神が心配なんだけど… 続き楽しみにしてます!!

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