『……なぁ。もし…』
『もし、願いが1つだけ叶うのなら』
『君は、何を願う?』
おらふくん
パチッ…………またあの夢
おらふくん
はぁ……時間…行くか
おらふくん
行ってきます
俺は、黒い服を着て家を出た
バス停
お出かけは好き。 でも、今向かうところは、 好きじゃない。
現実を痛く知らされるような場所
俺は葬式の、会場に向かってる
出来るなら、嘘であって欲しい 夢だと言って欲しい……
俺の初恋の人の死…
葬式が終わり、俺はへなへなと 家に向かう
大好きだったあの人も もういない 今日で嫌という程思い知った
ふと、目に中学校が目に入る 2人の思い出の場所
気がついたら俺は 後者の中に入ってた
ここが、1番校舎の高いとこ、 1番西側
夕方、日が沈むと同時に ここで願い事をすると、 願いが叶うらしい。
無自覚に俺は手を合わして、こう呟いた
おらふくん
過去に戻りたい……ポロッ