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フォロー失礼します
黄赤前提
死ネタ
黄↔赤←桃
苦手な方⤿
本人様とは関係ありません
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Satomi side
俺には好きな人が居る
辛い過去を乗り越えて
未来で過去の話をする為に
前を向いて必死に走っている
リスナー想いの
歌い手や声優として活動している
あざとくて、
みんなに愛される。
そう言わずもがな、莉犬。
でも、 莉犬はるぅとくんと付き合っていた。
俺とは違って、今の公式ペアで
同い年で
普段から よく2人で出掛けたりしていた。
2人から『 付き合っている 』と 報告を受けた時は
さすがにケリをつけようと していたけれど、
ずっと莉犬の事が頭から離れなくて。
まだ彼に恋をしていたかった。
諦められなかった。
もしかしたら、 なんて希望を抱いていた。
当然、
俺の出る幕なんて全く無かった。
.........るぅとくんが死ぬまでは。
るぅとくんは先日、 交通事故で亡くなった。
お葬式
rinu
rinu
莉犬は後追いも考えるほど ショックを受けていて、
jel
colon
nanamori
勿論、ころんとジェルとなーくんの 3人も泣きじゃくっていた。
涙が出ないのは俺だけだった。
rinu
rinu
rinu
rinu
rinu
satomi
...と莉犬にはすごく怒られた。
俺も、
「 どうして泣けないんだろう、」
「 とても悲しくて辛いはずなのに。」
と、自分を責めた。
それと同時に
『 嫌われたな 』
と思った。
莉犬からしたら大切な人の死を
一緒に悲しんでくれないと言っても
当然だからな_____
ころんの家
satomi
satomi
satomi
colon
colon
...は、?
何言ってるんだ?
何故か怒りが込み上げてきて、
satomi
satomi
satomi
satomi
つい、怒鳴り散らかしてしまった。
colon
colon
colon
でも、ころんは絶対に譲らなかった。
理由は言わずに、
colon
の 一点張りで。
jel
jel
nanamori
satomi
そして
渋々 俺は莉犬の傍に居てあげることにした。
satomi
莉犬はその事に対して 口出しするどころか
rinu
rinu
と 微笑んでいた。
rinu
rinu
satomi
莉犬の付き添いで雑誌の取材にに行った帰り、
莉犬が急に言い出した。
街は夜を始めたばかりだった。
俺は面倒くさそうに顔を顰めたが、 本当は物凄く嬉しい。
人ごみを掻き分けて
公園通りを抜けると
広いカラオケの前の通りに出た。
夜だからか、昼からギラギラと光る電飾がさらに眩しく感じる。
rinu
そう思わず呟いた莉犬は、
心做しか辛い気持ちは減っているように見えた
店員
と ぶっきらぼうにマイクと鍵が入ったカゴを渡された。
俺はさりげなく莉犬の手を引き寄せると、ぎゅ、と弱々しく握り返してくる。
そのまま二人きりで部屋に入る
satomi
俺はマイク片手に ベタなラブソングを歌う
rinu
そんな俺の歌を真面目に聴く 莉犬の横顔が、淋しそうで。
一途に想い続けていた日々を思い出す
ずるくてもいいから、
代わりでもいいから、
莉犬の“淋しい”の 一番近くに居たいだけなんだよ、
ゆっくりでいいから、
少しずつでいいから、
俺の事を本当に 好きになってくれないだろうか。
その時まで傍に居るよ なんて心の中で格好つける。
歌が終わると、莉犬がマイクを持って
俺と同じ曲を歌い出す。
satomi
satomi
satomi
そんなことを考えていると
rinu
突然 莉犬がボロボロと泣き出す。
satomi
何も言葉が出ない。
こういう時、どうやって声を掛ければいいんだ。
rinu
satomi
きっとるぅとくんの事でも 思い出したんだろう。
ぐすぐす という泣き声と、 伴奏だけが狭い部屋に響く。
rinu
rinu
ギュッ
俺は防犯カメラに背を向けて
ひたすら謝って肩を震わせる 莉犬を抱き寄せる
頬に流れる涙を拭ってあげて、
そっとキスをする。
rinu
rinu
じわじわと顔を赤らめていく
そんな事されたら、 ますます期待してしまう。
まだ 諦められない
satomi
rinu
るぅとの事を忘れるくらい
愛してあげたい、幸せにしてあげたい。
なんでアイツも 最愛の人を置いて逝くんだよ。
一生幸せにするなんて言葉、 ウソだったじゃねぇかよ。
今お前のこと思い出して 泣いてんだぞ。
ふざけんなよ、
rinu
satomi
ぎゅう、と抱きしめられる
rinu
違うのに。
莉犬は悪くないんだよ。
satomi
ぽろり、と本音が出る
satomi
satomi
satomi
satomi
rinu
rinu
俺の言葉の返答に迷ったのか、苦笑う
ずるいと思われてもいい。
所詮代わりだと思われてもいい。
莉犬が幸せになれるまで
俺は傍に居るだけだから。
平井堅さんの #302 の曲パロです︎︎︎✌︎
これ初めて聴いた時、
こんなことがMVとしてぴこーんって思いついたんですよ💡💕
るぅとさん ころしちゃってごめんなさい(ᐡ߹꒳߹ᐡ)