“秘密結社 SNOW”

大介･辰哉･蓮が護身術を習い始めてから 3ヶ月が経過した。

大きな事件などもなく、 俺たちは政府の依頼を数々と こなしていった。

久しぶりの休みを貰った 俺たち(翔太･涼太･亮平)は、

外の世界を感じたいという 亮平の思いを叶える為、 (ep16･甘えたい亮平 参照) ショッピングモールに買い物に来ていた。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

ｶﾁﾂ

俺の腕の中で、 小刻みに揺れる小さな体

昔のようにはさせない…ぜったいに…

ﾊﾞｧﾝ!!

嘘だ… 本当はめっちゃ痛い。

銃弾は俺の腕を貫通した…

俺の心臓を狙えば… 亮平を殺せるのに……

奴は、 亮平を生かして連れていくつもりだ…。

物陰に隠れて、連絡をする。

返答がない…。 涼太がやられるなんて 考えたくないけど…

万が一のことがある……。

俺は直ぐに、照に連絡を入れた。

ﾊﾞｧﾝ!!

その瞬間… 俺の心臓あたりが、 熱を持った。

俺は、亮平を抱き抱え、 逃げるように去っていった……。

しかし…俺の体力は限界を迎え… その場に倒れてしまった。

亮平の声が聞こえる…

俺は最後の力を振り絞って、 あるものを握った。

そして…

( '-' )꜆ 💣

ﾊﾞﾝ

その瞬間…辺り1面炎に包まれた。