TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
能力は【破壊】のようで。

一覧ページ

「能力は【破壊】のようで。」のメインビジュアル

能力は【破壊】のようで。

48 - 能力は【破壊】のようで。#47

♥

1,236

2019年07月15日

シェアするシェアする
報告する

嘉月 榛華

嘉月 榛華

え、生理的にヤなんですけど

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

うん、そう答えるのは把握済みだよ

一ノ瀬先輩はそう言って、ふんわり笑顔を崩さない

そして何故なゆらゆらとすんごいドス黒いオーラを揺らしている相川先輩…

相川先輩は少し身体を震わせたあと、ガタッと立ち上がり、

相川 真冬

相川 真冬

そらるさんっ!

相川 真冬

聞いてないんですけど!!!

一ノ瀬 彼方

うん、言ってなかった

相川 真冬

相川 真冬

ッそんな呑気な返事しないでくださいよ!

相川 真冬

なんでDクラスの人がいきなりSクラスに入るんですか!

一ノ瀬 彼方

えぇー?

一ノ瀬 彼方

この子、バリバリ強いから

そう言って、私に向かって指をさす一ノ瀬先輩

おいこら、人に指さしてんじゃねぇーやい!

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

まふだってわかってるだろ?

一ノ瀬 彼方

嘉月 榛華はDクラスの実力じゃないって、

相川 真冬

相川 真冬

そ、それは…ッ!

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

そのことを一番わかってるのは、

一ノ瀬 彼方

天月とセンラじゃない?

天宮 翔太

天宮 翔太

えっ……!?

折原 千良

折原 千良

………

一ノ瀬先輩の言葉に、ギクッとする天宮先輩

その逆に、折原先輩は冷静な顔で一ノ瀬先輩を見た

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

あ、センラくんの方がよく知ってる?

折原 千良

折原 千良

何が言いたいんですか?

いつも通りの笑みを崩さないでそう聞く折原先輩

一ノ瀬先輩はクスッと笑い、

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

結構な体力を使った【記憶操作】…

一ノ瀬 彼方

俺とまふには効いてなかったみたいだな…?

折原 千良

折原 千良

っ………!?

嘉月 榛華

嘉月 榛華

(ほぉ……)

どうやら折原先輩、しくじったみたいですなぁ…

あ、月崎先輩もそうか……

私のために使った記憶操作が一ノ瀬先輩と相川先輩に効いていなかったとは…

一ノ瀬先輩の発言に、眉を寄せる折原先輩

一ノ瀬先輩はそんな折原先輩に向かって、フッと笑ったあと立ち上がった

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

まぁ…、そのことは置いといて…

一ノ瀬先輩は立ち上がると、

生徒会室の裏庭全体を見渡せる大きな窓ガラスの前に立った

そして、

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

俺が君をSクラスに入れたい理由は大きくわかれて3つだ

嘉月 榛華

嘉月 榛華

………

一ノ瀬先輩は私に背中を向けながら、指を3本立てた

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

1つ目、授業中 抜け出す誰かさんたちがいなくなる

天宮 翔太

天宮 翔太

(きっとさかたん達のことだ……)

椎名 奏

椎名 奏

(それって僕も入るのか…?)

相川 真冬

相川 真冬

(そらるさんだってたまに抜け出すくせに…)

折原 千良

折原 千良

(理不尽生徒会長…)

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

まふとセンラ、聞こえてんぞー

一ノ瀬先輩がそう言うと、

相川先輩と折原先輩は、なんのことでしょう…という顔で一ノ瀬先輩見る

聞こえてんぞー……って、相川先輩と折原先輩何も言ってなかったぞ…?

そんなことを思いながら、首を傾げる

一ノ瀬先輩は、はぁ…と1回ため息をついたあと、

再度、私を見た

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

2つ目、戦力が上がる

嘉月 榛華

嘉月 榛華

嘉月 榛華

ちょっと待ってくださいよ、

私がそう言うと、一ノ瀬先輩は指を2本立てている手を上げたまま私を見る

嘉月 榛華

嘉月 榛華

なんか私がSクラスに入る前提みたいになってますけど…

嘉月 榛華

私、入るつもりないんで…

私はそう言ったあと、一ノ瀬先輩たちにぺこりと頭を下げて、

生徒会室に出ようとする

が、

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

お前の家族は…

嘉月 榛華

嘉月 榛華

っ……

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

お前自身の力で破滅に導いたんだろ?

嘉月 榛華

嘉月 榛華

………

椎名 奏

椎名 奏

……え

折原 千良

折原 千良

………破滅…?

天宮 翔太

天宮 翔太

…………

相川 真冬

相川 真冬

………どういうことですか

一ノ瀬先輩の言葉に、私は立ち止まったあと、

ゆっくりと振り向き、一ノ瀬先輩と目を合わせた

嘉月 榛華

嘉月 榛華

…………

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

クスッ……

いつまで経っても笑顔を崩さない一ノ瀬先輩…

私はそのクソ腹立つ先輩に向かって、あるモノを作り指で飛ばした

そのあるモノは、一ノ瀬先輩の顔 横スレスレを通り、

______バキンッッッ……!!

という大きな音を立てて、裏庭全体を見渡せる大きな窓ガラスに当たった

そしてその瞬間、窓ガラスはガラガラッと音を立て、綺麗に崩れていった

嘉月 榛華

嘉月 榛華

………、

一ノ瀬 彼方

一ノ瀬 彼方

…………

椎名 奏

椎名 奏

………、

天宮 翔太

天宮 翔太

(ここまでするッ…!?)

折原 千良

折原 千良

(ひぇ…、これ直すのにいくらかかるんかな…)

相川 真冬

相川 真冬

相川 真冬

ッッ嘉月 榛華…!!お前っ…!!!!

一ノ瀬 彼方

まふ、落ち着け

相川先輩が血相変えて、私に攻撃をしようとする

けど、それを一ノ瀬先輩が止めた

一ノ瀬先輩の頬にタラリと、血が垂れる

私がつけた傷だろう…

大切な相棒が傷つけられたのに怒ったのか…?

そう思ったあと、

嘉月 榛華

嘉月 榛華

あ〜〜っ!

嘉月 榛華

これで私はDクラスのままですね!

嘉月 榛華

やったぁぁあ!!!

椎名 奏

椎名 奏

(わざとらしい…)

折原 千良

折原 千良

(くどくどしい…)

天宮 翔太

天宮 翔太

(おそろしい…)

なんかすごい引かれた目でSouくんたちに見られてるけど気にしない☆

私はそう思い、生徒会の人達に背を向け

生徒会室をでようとする

嘉月 榛華

嘉月 榛華

嘉月 榛華

…一ノ瀬先輩がどこまで知っているかわかりませんが、

嘉月 榛華

嘉月 榛華

嘉月 榛華

嘉月 榛華

無駄な詮索しないでくださいね…?

そう一言言って、私は生徒会室出た

……To be continued

♡450いったらつづきだします。

loading

この作品はいかがでしたか?

1,236

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚