1日目

いつも通り起きて

いつも通り学校に行って

いつも通りショーをして

いつも通り部屋で寝た

2日目

いつも通り起きて

でもその日の学校は楽しくはなかった

何故かショーから逃げて

そのまま寝た

3日目

目覚めが悪かったけど何とか起きた

みんなと話したく無くなってきた

またショーから逃げた。自分は最低と思った。

その日は眠くなかった

4日目

結局あのまま寝なかった。眠くはなかった

もう、学校に行きたくない

その日リスカを知った

なんだか怖いのでその日はやらなかった

10日目

もう学校には行っていない

何も見たくない。何も聞きたくない。司くん達すらも離れて行ってしまった。

仲間もいじめっ子も自分も世界も。

何もかも、嫌いだ

その日初めて

リスカに手を出した

いたい……？

痛くなかった

その日リスカをしてそのまま寝た

15日目

あの日以来ずっとリスカをしている

楽しい

たのしい

タノシイ

ﾀの死イ

その言葉も無視した

草薙さんは入ってきた

なんでかリスカのことを心配してきた

リスカが楽しい

もう

外に出るつもりは無い

その言葉にだけ返答をした

何故だろう。それは分からないまま。

なんで草薙さんが、来たのだろう。

『またね』

その言葉に、僕はどこか安心していた