サクラ
で、先生なんの用ですか?
シチロウ
あ、いや〜、、
シチロウ
君が僕の家系能力に反応しっぱなしだからね
サクラ
、、そうですか?
シチロウ
うん。
シチロウ
僕の家系能力は人の嘘を見抜けるんだ
シチロウ
だから、、
サクラ
大丈夫ですよ。あまり嘘はついていませんから
シチロウ
そ、れは嘘だね
シチロウ
今の言葉は僕の『ブザー』に反応した
サクラ
つまり?
シチロウ
君は嘘をついている
シチロウ
教えてもらおうか
サクラ
本当に些細なことですよ
サクラ
先生方や他生徒達には関係がないことですから
シチロウ
、、、
シチロウ
今の言葉は嘘じゃないね
シチロウ
その言葉を信じよう
サクラ
ありがとうございます
シチロウ
あまり抱え込みすぎないようにね
サクラ
はーい
シチロウ
ただいま〜
カルエゴ
遅かったな
シチロウ
まぁ、
カルエゴ
で、何かあったのか?
シチロウ
彼女の言葉には嘘がたくさんあったんだよ
カルエゴ
、、、ほぅ?
シチロウ
大丈夫だよ。いざという時には嘘なんかつけないだろうからね
カルエゴ
そうか
シチロウ
うん
カルエゴ
お前が言うならそうなんだろうな
カルエゴ
アイツは自分自身に嘘をついているんだろうな
カルエゴ
というより演じているんだろう
シチロウ
へ〜そうなんだ
カルエゴ
そこは察しが悪いのか
カルエゴ
まぁ多分そうだろうな
カルエゴ
何かに縛られているのだろう
シチロウ
、、確かに、その可能性は大いにあるだろうね
カルエゴ
まぁアイツらには関係ないだろうな
シチロウ
確かにそうだね
シチロウ
問題児『アブノーマル』だもんね
カルエゴ
アイツは想定を崩してくるからな
カルエゴ
アイツの本当の力を見るのが楽しみだ
シチロウ
!
カルエゴ
なんだ
シチロウ
カルエゴ君がそんなこと言うとはね
カルエゴ
アイツの力、、というよりアラストールの家系能力が珍しいからな
カルエゴ
それにアラストールは特異体質だからな
シチロウ
確かにそれは気になるね
カルエゴ
空想生物学教師の血が騒ぐか?
シチロウ
半分正解かな
ロビン
カルエゴ先生ってばやっぱり問題児『アブノーマル』のこと好きですよね!
カルエゴ
そんな訳ないだろうが!
シチロウ
(そんなこと、あると思うなぁ)
カルエゴ
何をニヤニヤしているんだ、シチロウ
ロビン
バラム先生もそう思いますか!?
シチロウ
そうだね
ロビン
ほら!
カルエゴ
イラッ
ロビン
あぁ、、痛い!
ロビン
痛い痛いぃぃ!!
シチロウ
カルエゴ君ストップストップ、、!
カルエゴ
ふん