/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
3周目
ハナ
……
ガチャを回したハナの様子が明らかにおかしい
ユウキ
(どうかしたのか……？)
ハナ
これ……なんて言うの…？
ハナが困り果てた顔で指示状を見る。 指示は スペイン語で”ごめんなさい”と言え
全員
？！
シニガミコ
は・や・く！
先程までのにこにこしていたシニガミコの姿はもうなく、本物の死神の様な人物がハナの元へと近寄っていった。
ハナ
わかんないよお泣
誰か教えて〜泣
誰か教えて〜泣
教えてあげたい気持ちは山々だが、正解は分からないし、ルールを破る訳にもいかないので皆黙ったままだ……
シニガミコ
ごーよんさんに〜いち！はい！おしまい！答えて？
ハナ
そーりー？
シニガミコ
ブッブー！はい残念！ゲームオーバーでーす！
全員
？！
ハナ
え？！やだやだ！！
シニガミコ
うるさいな〜
シニガミコがそう呟いた瞬間、ハナの頭が爆発した。
ナホコ
え？
ユウキ
は……？
アカリ
ど……ゆ……こ…と……？
シニガミコ
ゲームオーバーは”死”を意味しマース！死に方は様々っちゃ様々なんだけど〜アナタ達が寝てる間、色んなもの埋め込んだりしてるからその装置が爆発したり、すると……あぁなったりする訳です！
嘔吐する者や、泣き喚く者、狂った様に笑い出す者など全員が状況を飲み込めず混乱していた。
レン
あっは！ははは！
サトル
おい！どーなってんだよ？！
ヒナ
や、やだ！し、死にたくない！た、助けて！
アカリ
どーなって……る…の…？さっきまでここにいたのにあれ？え？
ユウキ
う、嘘だろ……あ、頭が……
マコト
歳の順に……死んで…い…くの…か……？
シニガミコ
いいえー！たまたま彼女が答えれないだけで、歳の順って訳ジャーないですよ！
そう言われて安心出来る者は誰一人いなかった。 次は自分が… 一気に緊張感が走る
シニガミコ
とりあえずそこの”ゴミ”は掃除するねー
ユウキ
は？おい！ゴミってなんだよ！？ハナの死体をゴミって……？！
シニガミコ
え？だってもう生きてないし、邪魔じゃん？邪魔なものは全部ゴミ！それでいいでしょ〜それとも何？まだ文句あるの？
ユウキ
くっ！
シニガミコに逆らって、”ペナルティ”を課せられることを考えるとどうしても反論出来なかった シニガミコがパチンと指を鳴らすとどこからか大男が現れて、ハナの死体を綺麗に片付けていった。 ハナがいた場所には血が飛び散っていてなんとも悲惨な状態だった
マコト
つ、次は僕……
シニガミコ
はい！引いてねー！
自分の次の番の人とじゃんけんをしろ 負けたらゲームオーバー
全員
？！
シニガミコ
ほら！じゃんけんして！話し合いはダメだからね！
ソウタ
お、俺と…か
マコト
はぁはぁはぁ……
マコトの息が自然と荒くなる
シニガミコ
いっくよー！じゃんけん……ぽん！
じゃんけんの結果は…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ