椿
どうも〜
主さん
どうもぉ
椿
今日は透がお祖父さんの家に行くところかな
主さん
そうだよ!
主さん
では!
椿
どうぞ
透
改築が終わったそうです
紫呉
意外とはやかったねぇ
透
えぇ、外壁はまだだけど
透
取り敢えず住めるようになったって
透
お祖父さんから連絡が入って
透
だから…
透
…!お食事の用意まだでした!
紫呉
いいよ透くん
紫呉
久しぶりにみんなで外に食べに行こう
透
大丈夫です
透
食材はかってありますから!
〜翌日〜
透
冷蔵庫に入っている塩辛は早めに食べてくださいね
透
お醤油ももうちょっとで切れてしまいます
透
あ、あと!不燃ゴミを捨てる曜日も変わりましたので気をつけてください!
透
後は…お祖父さんの家の住所です
透
一応お渡ししておきます
紫呉
いよいよ明日か…
紫呉
色々お世話になっちゃったね
透
いえ!こちらこそ!
透
草摩の秘密は決してお墓に入るまで誰にも話しません!
紫呉
新しい家でも頑張って
透
はい!私はめげません!
透
では私はお部屋を片付けてしまいますね
紫呉
止めるかと思ったよ
由希
どうして?
由希
初めから改築が終わってからの話だったじゃないか
夾
あいつが…他人のあいつがこの家にいたことが変だろ
紫呉
(じゃあなんでこんなに空気が重いんだい?)
紫呉
はぁ
透
(勘違いをしていました)
透
(家族になんて…なれるわけないのに…)
透
私はやっぱりどこか抜けてますね
透
昔から…
当時男子からいじわるされることが多くて
それもいじわるの1つだったのでしょう
でも私は…
透(小さい頃)
(おにぎり…美味しそうです!)
目の前で繰り広げられる楽しそうなゲーム
おにぎりと呼ばれるのを待った私
ひたすら待った私
透
そう、昔から考えるのが弱い自分なのです
透
お久しぶりです
透
今日からお世話になります
お祖父さん
よく来たね今日子さん
本田(女子)
透だよじいちゃん
透
(はじめからおにぎりが仲間に入れるわけなかったのに…)
紫呉
行ってしまったみたいだね
紫呉
結構あっさりしたお別れだったね
紫呉
あっさりしているけれど…
紫呉
物悲しいものになるものなんだね
紫呉
透くん
椿
ふーん…透さんがね…
椿
早くキミにあって話したいよ
椿
透くん
慊人
椿兄さんいる?
椿
いるよ慊人
慊人
兄さん…
椿
どうしたの?
慊人
僕不安だよ
慊人
兄さんが…
椿
大丈夫、慊人の傍には必ずいるよ
椿
だから安心して
慊人
うん、兄さん…
慊人
兄さんは味方だもんね
椿
そうだよ
椿
慊人
慊人
うん!
椿
一緒に寝ようか
椿
そしてまた、、
慊人
兄さんそうだね
慊人
僕たちの絆は永遠に不滅だ
慊人
だから…
椿
僕たちは特別だからね
慊人
そうだよ
椿
うん、慊人
椿
僕の愛しい慊人
慊人
僕の愛しい兄さん
おやすみ
椿
終わり方怖いね
主さん
ちょっと怖くしてみた
椿
次は明日だね
椿
じゃあ
主さん
またね!