TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

胡桃


(私は…どっちを信じたらいいのかな…)

あれから数日後、胡桃は昼休み、屋上で悩んでいた。

真瀬

どうしたの?悩み?

胡桃

あ…真瀬ちゃん…

悩みの当事者である真瀬に少し困惑した。

真瀬

別に話しにくいことなら無理に話さなくていいよ。
でも、私は、胡桃ちゃんが困ってるのなら助けになりたいなって思ってるから。
これだけは忘れないでね。

真瀬はニコッと笑って胡桃に伝えた。

胡桃

(そんな顔しないでよ真瀬ちゃん…
そんな顔されたら…
真瀬ちゃんを信じたくなっちゃうよ……)

(あれ…?消しゴムがない…
おかしいな…ちゃんと筆箱に入れたはずなのに…)

消しゴムを探してキョロキョロする病に真瀬が近付く。

真瀬

病くん、消しゴム落ちてたよ。

あ、ほ、ほんと…?
あ、ありがとう…

病は真瀬から消しゴムを受け取った。

すると…

香里奈

ちょっと、病に近付かないでくれる?
また病に何かされたらたまんないから。

魔保

そうだそうだー!
近付くなー!

香里奈と魔保が真瀬に厳しく当たる。

ふ、2人とも…真瀬さんは消しゴム届けてくれただけだから…
そんなにお、怒らないで…

香里奈

何言ってんのよ、この前腕切られてるんだから、他にもなにかするに決まってるわよ。

真瀬

そんな…!だから私はやってないって…

魔保

うるさーい!さっさと誠意を見せて謝りなさーい!

陽斗

そうだそうだー!

香里奈と魔保に陽斗も加勢する。

そんな中、病は考えていた。

(どうして、真瀬さんは僕の腕を切り、やってないって言い張ってるんだろう…
まるで、“わざと”いじめられに行ってるみたいに──)

その日の放課後、真瀬は屋上にいた。

真瀬

どうしようかな、明日くらいでいいかな。

計画の、実行日は──

次の日

真瀬は望天、真琴、正哉、香里奈、魔保、病、陽斗、塩、胡桃の9人に『放課後、屋上に来て欲しい、話があるの』と声を掛けた。

そして、放課後──

望天

どうしたの?真瀬、話って…?

香里奈

やっと謝る気になったかしら?

…?

真瀬

皆、私はね、本当にやってないの。
なのに、冤罪なのに、皆して私を虐めてきて、悔しかったよ。

魔保

はぁ!?
よくも病の前でそんなこと言えるわね!
被害者の病の前で!

陽斗

ほら病!言い返してやれ!

え…?えっと…

突然の事に病は何も言えなかったのは置いといて。

香里奈

なんで何も言わないのよ!

病がそういう性格だからですよ香里奈。

真瀬

私の味方は、望天、正哉、真琴、胡桃ちゃんの4人だけだった。
今までありがとう。

そう感謝を伝えると、真瀬はフェンスを乗り越えた。

望天

待って真瀬!

正哉

早まるな!

真瀬

もう、無理だよ、私には。
生きることなんて。
さよなら、恨むなら私をいじめた奴を恨んで。

そう言って真瀬は落下して行った。

望天

真瀬っ……!!

望天が下を見下ろすと、そこには頭部から赤い液体を出して倒れている少女の姿があった。

望天

うっ…あぁぁぁぁぁー!!!

菜乃羽

はい

菜乃羽

早い、雑い、クズい

菜乃羽

3I頂きました

菜乃羽

どうも菜乃羽です

菜乃羽

早い予告します

菜乃羽

_人人人人人人人人_
> 次回最終回です <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

菜乃羽

わあ複雑( ᐛ👐) パァ

菜乃羽

との事で乙のん

友達を陥れる奴は許さない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

4

ユーザー

うわぁ?! まだ謎があるけど最終回だと…?! とりあえず… 塩。ー!真瀬が屋上から飛び降りたよー!←あ?さっきまで真瀬と話してたんだけど←(冗談聞かないやつ…)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚