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皆さんは、女体化という言葉を耳にしたことはありますか?女体化なんて所詮はフィクションだけのものやろぉ?みたいな意見は胸の中に一旦閉じ込めましょう()さて話を戻しまして、もちろんこの世の中では女体化なんて起きるわけも ありません…ありま…せん…ない…はず……

瀬田川千佳

おにぃ〜。早く起きてー。

瀬田川千夏(男)

ん……後1分……

このThe王道なもう少し寝かせろ宣言をした野郎(言い過ぎやボケ)は瀬田川千夏。夏に生まれたからというとても安直な理由でつけられた名前にコンプレックスを抱えている今年に高校入学を控えた中学生である。

瀬田川千佳

今日は花恋さんが来てるんだよ?

瀬田川千夏(男)

んぁ…わかったよ……起きる起きる。

この兄を起こしているのは一つ下の妹の瀬田川千佳。メガネがとても特徴的である。仕事でほとんど帰って来れない父の代わりに家事をやっているのだ。

瀬田川千夏(男)

花恋が来るのかよ…それ早く伝えてくれよォ……

瀬田川千佳

ほんとうにおにぃはだらしないねぇ……

瀬田川千夏(男)

高校ももう決まってんだぜ?だらけてもいいだろぉ

瀬田川千佳

進路が決まってるからってだらけないでよ!とりあえず朝ごはんできてるから降りてね。

千佳はそう言い残し千夏の部屋を立ち去った。

瀬田川千夏(男)

さてと…俺も着替える…か……ウッ!

突如千夏の体を骨が溶けるような痛みと体が肉を焼くためにめっちゃ熱された七輪の上で焼かれるような痛みが襲った。

瀬田川千夏(男)

くっそ…体…が……

千夏は体の異常なまでの痛みで気を失った。

瀬田川千夏

ん〜…

数分後、千夏に意識が戻った。

瀬田川千夏

なんかめっちゃ痛かったなあ…ん?なんか俺…声変じゃね?

千夏は自分の声がいつもより高くなってることに気がついた。そして自分の顔を床の方に向けた。するとそこには前までなかったとても大きくて柔らかなものがついていたのだ。

瀬田川千夏

こ…これって…おっ〇いだよな……ちょっと…触ってみようかな……

千夏は自分の体についていた柔らかくて大きいものに手を持っていった。そのものは自分の指がどんどんその部分に沈んでいくのが見て取れるほど大きなものだった。

瀬田川千夏

(これが…おっ〇い…って何やってんだ俺…)

瀬田川千夏

とりあえずどうやってみんなに説明するべきか……

千夏は妹と客人にどのように説明するか、考え始めた。

花澤花恋

それでね〜w

瀬田川千佳

うんうん、

ふたりが他愛のない会話をしていると、ドアから千夏がおはようと声をかけた。

瀬田川千夏

お…おはよう……

花澤花恋

……え?

瀬田川千佳

えっと……誰ですか?

瀬田川千夏

いや俺、お前の兄貴だよ?

花澤花恋

ま…まさか…千夏なの!?

瀬田川千佳

お…おにぃ…なの?

瀬田川千夏

う…うん……

花澤花恋

仮にあんたが千夏だとして…なんでそんな姿になってんの?

瀬田川千夏

それは……さっき起きた話なんだけど……

千夏は先程自分の体に起きた出来事についてみじん切りレベルで細かく説明した(例え方の癖が強い)。

瀬田川千夏

というわけなんだよ……

花澤花恋

ふーん…にしても……千夏の体…

瀬田川千佳

おにぃの体…

花澤花恋

なんか…身長の割に胸大きくない?

瀬田川千佳

ね。多分身長の4割が胸のほうに行ったのかな?

花澤花恋

いや…わんちゃん偽物説もある……

瀬田川千夏

あ…あの……2人とも?

千夏は2人の自分を見る目がいつもと違うことに気がつき、体に恐怖という名の電流が走った。

花澤花恋

ね…ねぇ……千夏……

瀬田川千夏

……なに?

千夏は花恋に何を聞かれるのか少し不安になった。しかしその内容は

花澤花恋

千夏の胸…揉ませて貰えないかな?

瀬田川千夏

…………は?

という千夏もつい顔をしかめるほど実にくだらないものだった。

瀬田川千夏

揉みたいなら…好きにしろよ……

花澤花恋

じゃあ…お言葉に甘えて……

花恋は千夏の胸に手を近づける。そして千夏の胸の柔らかい感触が花恋の指先に伝わる。

瀬田川千夏

んっ...//ピクッ

花澤花恋

す…すごい…まるでマシュマロだ……ていうかこのデカさ……最低でもFはあるな……

瀬田川千夏

も…もう…//やめっ…ひぁっ…//

花澤花恋

あ…ごめんごめん…あまりもの柔らかさについ…

瀬田川千夏

はぁ…はぁ…はぁ…

瀬田川千夏

花恋…お前もう二度と俺の胸揉むの禁止な…//

花澤花恋

そんな理不尽なァァァァァァ

瀬田川千佳

(なんか…おにぃの反応…すごく…可愛かった……)

瀬田川千夏

そ…そんなことより…学校の方どうしよう…

花澤花恋

そういえば、私が通う高校女子校なのよ。私と同じ学校にすればいいんじゃ?

瀬田川千夏

え、確かその学校って私立学校の中でもかなりの高レベルの村雨女子高等学校だよね?俺の学力で行けるかなぁ…

花澤花恋

何言ってんのよ。中間、期末両方とも1位の巨乳銀髪美少女め。君の学力なら村雨校の入試ぐらい余裕でしょ。

瀬田川千夏

うぐっ…

そう。千夏は実は成績が非常に良く、中間、期末テストは常に学年トップの成績を持っているのだ。

その後、いい感じに言いくるめられ、千夏は私立村雨女子高等学校の入試を受けに行き、受験生の中でトップの成績を獲得し合格したのだった。

ある日突然女になって……

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