先生
ハルミ
先生
恥ずかしくて、下を向いたら、 アカツキくんとお揃いの オレンジのミサンガが見えた
アカツキ
ハルミ
恥ずかしい…
そうだ、高校2年生になったんだ。
去年の春も同じようなことがあった
先生
ハルミ
先生
アカツキ
ハルミ
感じ悪い!
アカツキ
ハルミ
ハルミ
春はどうにも眠くて、 授業中に怒られたにも関わらず、 放課後まで眠ってしまう
アカツキ
ハルミ
アカツキ
ハルミ
変な話なんだけど…
ハルミ
アカツキ
ハルミ
アカツキ
おまじない
ハルミ
アカツキ
ハルミ
そして、アカツキくんの彼女に なったわけだけど、思い出といえば、 このオレンジのミサンガぐらい
2年生になったから、もっと 思い出を作りたい
アカツキ
ハルミ
アカツキ
二人で桜をキャッチしようと 校庭を飛び跳ねた
アカツキ
ハルミ
ハルミ
それから、何回も何回も飛び跳ねた
ハルミ
アカツキ
ハルミ
アカツキ
ハルミ
アカツキ
アカツキ
ハルミ
ありがとう
アカツキ
ハルミ
ハルミ
アカツキ
ハルミ
私の願いは、 この幸せな夢を見続けること。 なんてね
『高校2年 数学』と書かれた教科書に 桜の花びらを挟んだ
先生
ハルミ
先生
アカツキ
ハルミ
ハルミ
先生
3年生だぞ!今年受験なのに大丈夫か?
アカツキ
ハルミ
アカツキ
ハルミ
アカツキ
ハルミ
アカツキ
アカツキくんが私を夢から 連れ戻してくれていた。
ハルミ
ハルミ
ハルミ
ハルミ
ハルミ
ハルミ
ハルミ
ハルミ