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s h k
k n
急いで帰ってくると k n が迎えてくれた
倒れて運ばれたというのに 落ち着いた笑顔で。
s h k
k n
k n
s h k
k n
優しい声色
骨ばった大人らしい指が 涙を拭ってくれた
s h k
k n
透き通った青色の瞳からは 強い意志が感じられて
だけど どこか弱々しくて
消えてしまいそうだった
s h k
k n
s h k
k n
俺が表情を変えれば
いつだって合わせくれるよね
でも俺は もっと自由でいてほしい
s h k
s h k
k n
k n が望んでくれるなら 俺は頑張れるんだよ?
だから...
s h k
s h k
s h k
k n
話したいことあったけど...
言えないな
ばたッ...
がちゃ
b r
廊下から自室まで 逃げるように駆け込んだ
乱れた呼吸を整えようと 必死になる
b r
耳に入ってしまった言葉が 脳内で繰り返し再生される
"恋人" "恋人" "恋人"
やっぱりいたんだ
気のせいじゃなかった
疑念が確信に変わる
"自分の目で相手を見て判断"??
なら k n でよかったはずでしょ?
きっと s h k を幸せにしてくれる
なのに
心がもやもやする
n k にあんなに言っといて
僕だって同じじゃないか
b r
結局は善人ぶっていただけ
本当の気持ちを隠してた
"諦めたくない"...
でも
無理...なんだよね...
k r
k r
k r
b r
b r
ぼんやり 淡々と問いかける
k r
k r
b r
b r
k r
k r は僕を凝視する
k r
k r
b r
b r
k r
きりやんもみんなも
2人のこと知ったらどうするのかな
b r
k r
b r
僕には言えない
悲しみを乗り越えられる人だっていれば
突き進む人もいて
苦しみ続ける人もいるだろう
そんな絶望に陥るのは 僕だけで
みんなは知らないままでいい