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相馬
廊下を歩いていると 後ろから声をかけられた
声の主は九条祥馬(くじょう しょうま) だった。
英独
祥馬
祥馬は 笑いながら言う。
英独
祥馬
英独
いつも一緒に帰ってるのに 何故かこの日は 改めて一緒に帰ろうと 言われた。
俺は中学の時からの親友、 祥馬のことが 好きだ。 それは友情的な意味ではなく 恋感情的な意味での 好き。
この想いを自覚したのは 中二の時で もう三年も 想いを募らせている。
でもこの想いを本人に伝える気は ない。 特別な関係になんてならなくていい。 そもそもなれるなんて思ってもない。
そんなことは望んでいない
ただ側にいられれば それだけでいい。
そう思ってた。
この日、 祥馬から 恋人を紹介されるまでは。