亮
亮
亮
芽依
亮
芽依
芽依
亮
芽依
亮
亮
芽依
亮
男性の声は何とか聞こえるが女性の声は高く聞こえにくい だが、ハスキーなこの女性の声は聞こえやすかったのだ
芽依
亮
芽依
亮
芽依
芽依
亮
芽依
亮
芽依
亮
亮
亮
どんどん声は聞こえなくなるだろう
亮
障がいのある俺を愛してくれる人などいるのだろうか…
亮
亮
後輩女子
亮
後輩女子
亮
同僚
亮
同僚
亮
後輩女子
かなり悪化してきている 今だって完全に聞こえなかった
亮
同僚
亮
同僚
亮
同僚
亮
もう、どうでもいい 聞こえなくなったって構わない そんな諦めが自分の中にあった
今日は、芽依ちゃんと約束していた日だ
芽依
亮
芽依
亮
障がいを持つもの同士わかってくれると思ったのだ
亮
芽依
亮
芽依
亮
芽依
亮
芽依
亮
芽依
健常者になろうとしている彼女に言えるはずなんか無かった
芽依
亮
芽依
眩しい笑顔に不覚にもときめいた 分かってる…恋なんかしてはいけない
芽依
亮
亮
このまま会いに来れば彼女にいつかは恋をしてしまうだろう だから断りたかった でも、出来なかった
それから俺は日曜日は必ず芽依ちゃんに会いに行くようになった 彼女へ募る思いと比例して次第に耳の聞こえが悪化していった
亮
芽依
芽依
亮
芽依
亮
亮
亮
彼女の表情が暗くなるのが分かった
亮
芽依
亮
どうか、君は幸せになって
母
芽依
母
芽依
私は、亮くんの事を相談した
母
母
芽依
母
芽依
すべてが無謀だったのだ 障がいがあり、名前しか分からない なのに恋をした 毎週日曜が生きがいだったのだ
母
芽依
同僚
亮
同僚がエントランスまで俺を連れて行く
亮
母
亮
母
凄くゆっくり丁寧に話してくる目の前の女性 まるで俺が難聴である事を知ってるかのように
母
同僚
亮
芽依
芽依
芽依
芽依
芽依
芽依
俺は、怖かった。けれど彼女と向き合ってから終わろうと病室へ足を踏み入れた。
亮
芽依
2日、会わなかっただけなのに久しぶりに思える
芽依
そう書かれた紙を俺に見せてくる どうやら筆談をする気らしい
亮
芽依
亮
亮
芽依
亮
亮
芽依
亮
亮
亮
芽依
芽依
芽依
亮
芽依
芽依
亮
芽依
亮
芽依
芽依
亮
亮
亮
全てを受け止めてくれた彼女と俺は向き合い自分に正直になった
晴れ渡った空に鐘が鳴り響く
後輩女子
後輩女子
亮
芽依
亮
あれから、俺の耳は完全に聞こえなくなり手話が必要となった そんな俺をサポートするように彼女も手話を覚えた
亮
芽依
亮
亮
愛してるから一時は離れようとした けれど、愛してるから側にいるべきなんだと彼女が教えてくれた
亮
コメント
3件
胡桃月さん ありがとうございます!嬉しいです♪
何度もご参加ありがとうございます😭💕 今回のお話も感動しました😭😭 これからもおうえんしてます✨