yuside
春__
あたたかい光が差し込む朝日が
背中を押してくれるように 僕らを照らす
まだ満開になっていない桜が この風景をピンク色に彩っている
まるで期待や不安を抱える僕たちに 寄り添ってくれるかのような桜の未熟さが 儚くとても美しいと感じる
風にのせられてほのかに香る 春の匂いが心地よい
僕にとって春はそんな季節
そして今日は入学式
シワ一つない真新しい制服を着て この美しい自然の中を歩く
この小さな世界で僕は新しい一歩を踏み出した
なんていうのが僕の理想の入学式…
なのに…
〜🎶(アラーム)
ゆーま
ふあぁ〜…
ゆーま
…いま何時??
ゆーま
8時…
ゆーま
…!?
ゆーま
8時!?
ゆーま
やばっ、遅刻じゃん!
ゆーま
やっぱり昨日徹夜したのがいけなかったなぁ…
ゆーま
大人しく寝とけばよかった()
ゆーま
しょうがない
ゆーま
提出期限近かったし
ゆーま
って、そんなこと考えている場合じゃない!
ゆーま
急がなきゃ
ゆーま
いってきまーふ(パン加えながら)
紫雨優茉 初っ端から遅刻します☆
ゆーま
うわぁ、先輩から目つけられそう、、
ゆーま
平凡な高校生活送りたいのに
お父さん、お母さん 僕の高校生活おわたかもしれないです()
ゆーま
(ってか、今どきパン加えながら走るって
少女漫画じゃん、あと古い())
少女漫画じゃん、あと古い())