冬の星空に願いを
後編
夜8時、
約束通り、公園に行くと
既に彼はベンチで待っていた
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
柔らかく甘えられてるような優しい声に
大吾くんを好きだったあの学生の感覚を思い出してしまう
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
と言って元気に走り出した彼、
日野美咲
いきなり走り出すものだから ついていけずに諦める
西畑大吾
日野美咲
そう反発したら
西畑大吾
そう言って私の手を取る
日野美咲
西畑大吾
そう言って走り出した大吾くんに ついて行く、というより
引っ張られるように走る私
子供の頃もあったな、こんなこと、
色んなことが子供の頃の感覚とリンクして、
胸がドキッとする
展望台に着いた時には2人とも息が切れていて、
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
目的地には着いているのに 手は繋がれたまま
私たちが産まれる前からある古い展望台の柵から見える星は綺麗で、
日野美咲
西畑大吾
そんな会話をしていた
そんな時だ、
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
へらっとした笑顔で言う彼は まるで確信犯
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
別に対したことでは無いのだろう
そう思った私の耳には大きすぎる 声のボリュームで
私の脳には入り切らない爆弾を送り込んできた
西畑大吾
日野美咲
日野美咲
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
まっすぐな瞳と優しい笑顔で話す彼はやっぱり変わらないあの頃のまんま
日野美咲
日野美咲
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
西畑大吾
日野美咲
西畑大吾
日野美咲
日野美咲
彼だけに聞こえるように
耳元に近づいてそっと手を添える、
“大吾くんとこれからも 一緒にいられますように”
聞いた途端に顔を赤くする彼は 多分、
あの頃の私の気持ちを知らなかったみたい
お互い、ほんと純粋だったね
そう笑って行けるのはこれからの話
もし、私たちが2人で願うとしたら、
“2人だけの指輪を 薬指に通せますように”
END
次の短編まで ♡400以上
コメント
5件
初コメ失礼します!! ぬしさま天最高過ぎます!! 続き楽しみに待ってます!!
ま し ろ 天 才 す ぎ っ 笑 めっちゃんこ、きゅんきゅんしたっ✊💞 やっぱ、ましろしか勝たんやわっ💞