ぴめ🥞🍡
…昔昔あるところに
ぴめ🥞🍡
とある子どもがいました
ぴめ🥞🍡
その子は人のために頑張って
ぴめ🥞🍡
自分のために頑張って
ぴめ🥞🍡
人に認めて欲しいから頑張って
ぴめ🥞🍡
人に認められたいから頑張って
ぴめ🥞🍡
自分のことをボロボロにしながら
ぴめ🥞🍡
生きていました
ぴめ🥞🍡
その子はいつしか
ぴめ🥞🍡
自分というものがなんなのか
ぴめ🥞🍡
わからなくなってしまいました
ぴめ🥞🍡
自分が分からなくなったため
ぴめ🥞🍡
自信も
ぴめ🥞🍡
信頼も
ぴめ🥞🍡
感情も
ぴめ🥞🍡
友達も
ぴめ🥞🍡
居場所も
ぴめ🥞🍡
存在意義も
ぴめ🥞🍡
己自身も
ぴめ🥞🍡
全て失ってしまいました
ぴめ🥞🍡
子どもの手元に残ったのは1枚の仮面だけです
ぴめ🥞🍡
子どもは辛く悲しみ泣いていました
ぴめ🥞🍡
そして気がつくと
ぴめ🥞🍡
自分ではないものがそこに立っていました
ぴめ🥞🍡
子どもは酷く怒り、
ぴめ🥞🍡
自分では無いものを刺してしまいました
ぴめ🥞🍡
これで安心だ
ぴめ🥞🍡
そう思ったことと一転
ぴめ🥞🍡
子どもは死んでしまいました
ぴめ🥞🍡
自分が刺してしまったのは
ぴめ🥞🍡
子ども自身だったのです
ぴめ🥞🍡
その子どもの近くには
ぴめ🥞🍡
割れた仮面だけがただただ転がっていました
ぴめ🥞🍡
そして、その光景を見ている
ぴめ🥞🍡
自分では無いものは
ぴめ🥞🍡
涙を流してこう言いました
ぴめ🥞🍡
ごめんね
ぴめ🥞🍡
…めでたし…
ぴめ🥞🍡
…さて、これを読んだあなたは
ぴめ🥞🍡
どう思う?