妃姫
兄に言われたので.....
蜜漓
お兄さんがいるの?
妃姫
正確には...私には兄がいました
蜜漓
...!
妃姫
私の兄は凄い人だったんです...
幼い頃親と他の兄弟が殺された
生き残ったのは兄と私だけ
その時初めて鬼の存在を知って
初めて鬼殺隊の事を知った
死ぬほど鍛練をして
私たちは最終選別を突破した
最初の頃は兄も余裕があったのでしょう
妃姫
お兄ちゃん今日も凄いね!
お兄ちゃん
そんなこと無いよ!妃姫も凄いよ!
とても優しくて暖かかった
だけど
妃姫
お兄...ちゃん?
妃姫
少し頑張りすぎだよ?
妃姫
もうちょっと休んだ方が...
お兄ちゃん
うるさい!うるさい!
お兄ちゃん
俺は...
お兄ちゃん
柱になって母さんと父さんの仇を打つんだ!
柱の存在を知った兄は
両親の仇を打つと
段々私に冷たくなっていきました
ある日
鴉
カァァカーッ
鴉
上弦の鬼出現!出現!
鴉
直ちに向かえぇぇぇ!
鴉
カァァカーッ
お兄ちゃん
上弦!?
お兄ちゃん
確か十二鬼月だよな!?
お兄ちゃん
そいつを倒せば俺は...
お兄ちゃん
俺は柱になれる!
妃姫
お兄ちゃん!早く行こう!
お兄ちゃん
待て!!
妃姫
え...?
お兄ちゃん
お前は弱いんだ!
妃姫
.....
お兄ちゃん
お前は上弦と戦ったらすぐに死ぬ
お兄ちゃん
お前にそんな力は無い!
妃姫
そんな...事無い!
お兄ちゃん
いや!お前は弱いんだ!だから来るな!
妃姫
でも!
お兄ちゃん
でもじゃない!来るな!俺は柱になるんだ!
妃姫
私も強くなって柱になりたい!
お兄ちゃん
なれるわけ無いだろう!!!
妃姫
.....
お兄ちゃん
いいか?もう一度言うぞ
お兄ちゃん
お前は弱いんだ!
お兄ちゃん
柱にはなれない!!!
お兄ちゃん
だから来るな.....
お兄ちゃん
俺は...もう...なにも.....
最後にそう 言い残した兄は.....
いくら待っても帰って来ませんでした
妃姫
最後に兄は何か言っていましたが.....
妃姫
兄に言われた事がショックで聞こえませんでした.....
妃姫
.....
妃姫
ハッ
蜜漓
.....
しのぶ
.....
無一郎
.....
義勇
.....
小芭内
.....
実弥
.....
お館様
.....
行冥
南無阿弥陀仏.....
妃姫
なな、なんかごめんなさい!
妃姫
暗い空気にしてしまって
蜜漓
妃姫ちゃん!
妃姫
はい?
蜜漓
いっぱい苦労したんだね!
妃姫
ん?
蜜漓
私の事お姉ちゃんだと思っていいからね!?
蜜漓
今何歳?
妃姫
お姉ちゃん?12です
しのぶ
私の事も!
無一郎
僕の事も年の近いお兄ちゃんだと思って
妃姫
み、皆さん...
妃姫
うぅ、ありがとうございます!
番外編
~莉音と富岡さんの会話~
キャラ崩壊注意
義勇
莉音...ちょっと良いか?
莉音
ん?どした?
義勇
ちょっとこれを見てくれ
莉音
どれどれ?
莉音
これがどしたぁ~?
義勇
これがどしたぁ~?
義勇
じゃ
義勇
ねーだろぉぉぉ!
義勇
俺だけ顔見切れてんだよ!
義勇
陰キャみたいになってんだよ!
義勇
仲間外れみたいになってんだよ!
莉音
いいじゃーん!
莉音
全部入れてもこうなったの!仕方がないの!
莉音
富岡さんがそっぽ向いてるから悪いんでしょ!
莉音
それに富岡さん元々陰キャだし...(ボソッ
義勇
おい!最後!最後!
義勇
最後ボソッと俺けなしただろ!?
莉音
はぁーい!
莉音
うるさい富岡さんはおいといて!
義勇
無視すんなぁぁぁぁ!
莉音
次回は番外編を書こうかなぁと
莉音
思ってます!
義勇
おい!!
莉音
それじゃあ...
義勇
おい!!!!
莉音
うるさいですよ?富岡さん
義勇
お前が無視するのが悪いのだ!
莉音
私はうp主
莉音
いつでもあなたをストーリーから消すことが出来るんですよ?
義勇
え?あ...
義勇
はい.....
莉音
それじゃあ!バイバイー!
義勇
さ、さよなら
さすがに少し可愛そうなので.....
このストーリーのタイトル画面は
富岡さんにしてあげよう!
.....うん