風に乗り
誰かの声が聞こえた
凍りつくように冷たく
それなのに透明感のある
優しく儚げな声だった
ふと我に返った時
目の前には
一輪の花があった
当たりを見回しても人がいない
明るく伸びる街頭の 光だけが差し込む
甘くほのかに苦味のある香り
少しずつ周りがぼやけ初め
ベンチに横になり
無意識に笑顔のまま眠った
コメント
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一つ一つの表現で情景を浮かんでくる感じ(?) てかさ、ブクマしてたやつ読み抜いてるんやけどね、 しとねちゃん..短編の神ですやん
眠たくなった!((は
めっちゃ表現綺麗やん()