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夢小説神ってますわ!もふくんが王子様なら、どぬも王子様よ☆!モブ達は、わからないなんてぇ〜続き楽しみです!
もふくんが王子ならどぬは姫じゃん!モブはそれもわからないわけ?
うおおおお〜ガチ感動🥹最高😆神やっぱ愛読ですわ目が離せませんね!フフフ
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
〜体育終了後〜
どぬく(大湖奈音温)
俺は、ずっと俯いていた
今も、他の人が全員教室に入ってから戻っている
周りの視線が痛かったことと、
…単純に、恥ずかしくて
だってさぁ?!
もふくんが倒したから、もふくんが俺の下敷きになっちゃったわけだけどさ、
さ、流石に…
ち、近すぎて…//
いや、でも、
ま、前に海に行った時よりは、ッ//
どぬく(大湖奈音温)
口じゃッ、ない、けど、
キっ、キスッ…///
どぬく(大湖奈音温)
<お前…照れてるだろ、w
<うるせぇ、照れてねぇ!///
<もふくんの口調が荒くなってるときは、大体照れてる時…
<あ”ぁ、黙れ黙れ//
<てか、もふくんが下なんだな
<だよね、もふくんは上だとばかり…
<おい、なんの話だよ知りたくもねぇけど
<え、ガチで下?!
<いや、そもそもそういうのじゃないから
<いや、そういうのだと仮定したら
<だったらまぁ…それは上だと思うけど、
<そもそも、そういう事があるわけないから
<今日はあれ、本当にあたったらヤバかったでしょ
<サッカーゴールって、結構しっかりしてるよ
<まぁ、それはそうだな
<ごめん、本当にありがとう
<いやいや、ヒロくんにも、あたらなくてよかったよ
その時、聞き慣れた声が聞こえた
振り返ると、
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
ヒロくんは、少し心配そうに、うりはいつも通り明るく、
もふくんは、…少しばつが悪そうに、
声をかけてきた
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
どうしよ、もふくんのこと見れない…//
そうだ!意識をほかのことに…
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
グィッ
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
ヒロ(風洋ヒロ)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
<ねぇねぇ、…大湖奈音温ってやつ、また囲まれてるんだけど
<ほんとだ、しかも王子様全員と一緒にいない?
<チッ、なんであんな奴が
ヒロ(風洋ヒロ)
<きゃ~、ヒロ様かっこいい♡
<てかさ…なんであいつ”もふくん”って呼んでんの?
<ね、絶対にあとのお二人以外には呼ばせないのにね
<…マジでさ、ふざけんなよ
もふ(一万希望風)
もふ(一万希望風)
どぬく(大湖奈音温)
どぬく(大湖奈音温)
もふ(一万希望風)
いきなり冷たくなったけど、俺にはわかる
気をつかってくれたんだって
だって、目が申し訳なさそうな感じで…
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
うりも、ヒロくんも心配そうに軽く振り返ってから、もふくんのあとについていった
<あぁ、たんなる連絡事項ね
<委員会が同じなんだ、まぁ…まだそれならね、
<とはいっても、朝と、さっきの時間のはないでしょ
<それはね~
どぬく(大湖奈音温)
本当に情けない
誰かに気を使ってもらわないとどうにもできない自分が
”無能”のくせに、誰かに頼ってばかりの自分が、
大切な人と一緒にいるだけで、迷惑をかけてしまう自分が
俺は、自分の好きなこともできないの…?
誰かといるっていう、普通のこともできないの?
…まぁ、結局どれも自分のせいだけど、
あはは、…
…だから、俺は、
友達を作らないんだ
理由なんて、俺も知らないよ
なにがダメだったんだろうね
赤点ばっかの劣等生
おいてけぼりの劣等生
俺は、どうしたらいい?
~放課後~
<起立、礼
<さようなら
うり(黒川憂理)
どぬく(大湖奈音温)
ダッ
うり(黒川憂理)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
もふ(一万希望風)
ヒロ(風洋ヒロ)
うり(黒川憂理)
うり(黒川憂理)
もふ(一万希望風)
これほど、自分の立場を恨んだことはない
なんだよ、「王子様」って、
王子様には、決められたことばかりで、自由なんてない
みんなの、「理想」の王子様にならなきゃいけないから
どぬく(大湖奈音温)
うり、最後に声かけてくれたのに、無視しちゃったなぁ…
怒ってないかな、
机のメモは、見つかったかな
…もう、こんなの嫌だ
…俺は、何に怒ってるんだろう
無能な自分?
自分を陥れる周り?
自分を貶す家族?
どこか、手の届かない場所に行ってしまっている友達?
それとも、
俺が、ここまで思い悩むほどにまで、
俺の心を惹きつけて、奪ってしまった、
君、?
…俺がこんなこと思っても、意味はないのに
俺”なんか”がッ…
…本当は、わかってる
全部、”自分のせい”なんだって
…もう、いっそのこと、
全てから見放されて、
「お前なんかいらない、邪魔だ、目障りだ」って、
言われたほうが楽になれる気がするよ…
諦められるから
余計な希望は、人をさらに苦しめるんだ
あぁ、これがおとぎ話の世界だったなら、
もふくん、君が、
俺を助けて、俺の手を取って、夢の世界まで連れて行ってくれるのかな
あぁ、
…俺はなんて、惨めなんだろう
つい先刻まで晴れ渡っていた空は、
雲がかかって夕日が見えないまま、
だんだんと暗くなっていった