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この家に来たものの 、何をすればいいか わからない 。
なんて発言するのが正解なのか 、
どの立場にいるのが正解なのか 。
そんな時に 、声をかけてくれた 。
佐久間
佐久間
乃愛
佐久間
佐久間
何って 、普通に男だらけは緊張するでしょ 。
本当は 、帰る場所がないから 、ここから 出たくないだけ 。
佐久間
佐久間
佐久間
そう言って 、離れた 。
夜はいちばん嫌いな時間 。
自分がネガティブになってしまう 。
乃愛
全く寝れない 。
そりゃそうだ 。
知らない家の知らない部屋で 、いちばん嫌いな時間に 寝ようとしているんだから 。
乃愛
気づいたら朝になっていた 。
今日はこの家を出る日だ 。
でも 、居たい 。
そんな気がした 。
岩本
岩本
最初に声をかけてくれたのは 、
名前がわからない 。
乃愛
岩本
岩本
乃愛
岩本
岩本
岩本
優しくそう言い 、立ち去った 。
うーん 、どうしよう 。
このままここで暮らすのか 、
野宿するか 。
目黒
乃愛
乃愛
目黒
目黒
目黒
やば 、なにしてんだろう 。
乃愛
目黒
目黒
目黒
乃愛
本当は住みたい 。
だけど 、人を簡単に信じる自分を許せない 。
信じたことで 、どれだけ辛い思いを してきたことか 。
自分の素を出すことを拒む 。
でも 、本当は 、
人を信じたい 。
目黒
目黒
乃愛
この人達は 、信じていいのか 。
信じてもいい人達なのか 。
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