テラーノベル
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日も落ちるのが近づいてきて、夕日がオレンジ色から赤になってきた
俺とたっつんは横並びで歩いている
俯いてゆっくり歩く俺に、たっつんは笑って話しかけてきた
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
ある日にした約束を思い出す
あの日もこんな真っ赤な夕日の日だった
たっつん
初めてあの場所に来た日
日常が日常のまま過ぎて行き続けると思っていた日
シヴァ
たっつん
たっつんが近づいて俺の手を取る
その手は優しくて暖かかった
たっつん
シヴァ
たっつん
シヴァ
そこには今までに見たことないぐらい綺麗な景色が広がっていた
シヴァ
すぐそこにある海がキラキラ輝いていた
ただただ心地が良かった
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
所詮約束は約束でしかないと気付かされた気がした
守りきれる約束なんて数える程度しかないなんてことももとから分かっているのに
俺たちは守りきれると思っていた
日常が日常のまま続いてくれるのは奇跡なんだと
たっつんの余命を聞いて思った
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
止まらない涙を流したまま
全力で笑った
たっつん
限られた時間で作ってみせる
"離れたって消えない何か"を必ず見つける
そう誓った
シヴァ
シヴァ
ぐねぐねした変な空間に長い事いる
走り疲れた…早く出たい
シヴァ
走り続けているうちに、見覚えのある背中を見つけた
シヴァ
俺が呼びかけるとたっつんらしき人物は振り向いた
振り向いたが、ぐねぐねした何かと一緒にそっと消えた
シヴァ
シヴァ
そこには2人の人がいた
片方は俺っぽくて
もう片方はたっつんみたいだった
シヴァ
一緒に過ごした時の記憶、遊んだ思い出
ふざけあった日々、喧嘩した日
いろいろな思い出が流れていた
それが次々と消えてゆく
俺は怖かった
シヴァ
俺の想いは届かず、次々に消えていく俺とたっつんの思い出のビジョン
頭の中には確かに残っているが、不安でたまらなかった
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
本当に変な夢だった
たっつんの余命を知ってから不安になっているんだろう
俺が支えるって…思い出作るって決めたのに…
シヴァ
シヴァ
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
コメント
10件
すごい
シヴァさんにしか叶えれないたっつんさんからの頼みいいね👍 たっつんさん察せるのすげぇ✨ 今回も感動がめっちゃあった! 続き楽しみにしてます!
うわぁぁぁ😭シヴァさん"" たっつんいい人すぎる😭 たくさん思い出作ってね""""😭😭 作らなかったらお母さんなくぞ(おか、お母さん!?) モチベ上がって良かったです!!これからも欲しい時言ってください✨✨