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主
こんにちは
主
第7話です
主
どうぞ
〇〇
だから兄にごめんなさいって言いたいんです
〇〇
深澤さん
深澤辰哉
ん？
〇〇
ごめんなさい
〇〇
辰にい
渡辺翔太
えっ…
渡辺翔太
社長が〇〇さんのお兄さん？
深澤辰哉
やっぱり〇〇だったんだ
〇〇
辰にい 顔は変わらないけど苗字が変わってて辰にいなのか分からなかった
深澤辰哉
俺も顔は変わらないけど苗字が変わってて〇〇か分からなかった
深澤辰哉
あの時なんで家を出て行ったの？
〇〇
あの時辰にいの子を妊娠して産もうとしてた
〇〇
それでお母さんに反対された
深澤辰哉
そうなんだ
〇〇
けど、本当の理由は違う
深澤辰哉
違う？
〇〇
大介を妊娠して嬉しかったけど、同時に私が母親になっていいのかなって思った
〇〇
その時に辰にいの部屋に行った時に目標の紙を見たの
深澤辰哉
…
〇〇
それが社長になるって書いてあって大介のこと言ったら目標を諦めるのかなっ思い始めて家を出ていくことにしたの
深澤辰哉
そうなんだ…
深澤辰哉
俺も本当は妊娠していること知ってた
〇〇
えっ…
深澤辰哉
〇〇の部屋に行った時にエコー写真があって妊娠してるんだなって気づいた
深澤辰哉
その時、お金の事とか父親になって良いのかで悩んでた
深澤辰哉
それで社長になればお金のことに気にせず暮らせるしまもれるのかなって思って目標にした
深澤辰哉
〇〇はなんでボディーガードマンになったの？
〇〇
社長だったら色んなことが起こると思って辰にいを守れるならって
渡辺翔太
あの…
渡辺翔太
俺入ります？
〇〇
すいません 渡辺さん
深澤辰哉
渡辺 少し席を外してくれ
渡辺翔太
はい
阿部亮平
〇〇さん！
〇〇
どうしたの？そんな慌てて
阿部亮平
大介くんが！
〇〇
大介がどうしたの？
阿部亮平
居ないんです！
〇〇
えっ…
阿部亮平
どこを探しても居ないんです！
〇〇
私のせいだ
〇〇
さっき大介がなにか言おうとしてた
〇〇
どうしよう…
深澤辰哉
落ち着いて
〇〇
落ち着けるわけない！
〇〇
大事な息子が…大介が…
〇〇
探してくる！
深澤辰哉
待って！
〇〇
離して！
深澤辰哉
危ないよ！もし誘拐されてたら〇〇も危ないよ
〇〇
私はどうなってもいいよ！
〇〇
大介を助けなきゃ
深澤辰哉
俺も行く
〇〇
辰にいはいいよ
深澤辰哉
俺は大介の父親だよ
深澤辰哉
〇〇だけが大介の親じゃない！俺も大介の親だよ
〇〇
わかった…
深澤辰哉
ﾋﾟｺﾝ
深澤辰哉
これ！
お前の大事な息子は預かった 無事に返して欲しければ〇〇も連れて□□工場にこい もし来なければ大介くんが助からない
〇〇
大介！
深澤辰哉
行こう！
阿部亮平
俺も行きます！
渡辺翔太
俺も行きます！
深澤辰哉
お願いします！
〇〇
お願いします！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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